想念は、実現のためのスイッチであるけれども、諸君が自宅で電灯線のスイッチを入れても電灯が点かぬことがあるでしょう。それはもっと元の方の変圧器に故障があるか、発電所から来る太い電線が切れているからである。

（中略)

眼前の小さなところでは「繁栄」の想念のスイッチをたびたび入れているが、奥底の心のところでは、「失敗の恐怖」や「貧乏の恐怖」がとれていないので、心の変圧がうまく出来ず、或いは太い線のところで神の無限供給から絶縁されているのである。

根本的に人生観が変り、「人間・神の子」の実相を悟り、「神はただ善のみ」と悟ることが太い元の線で神の電線につなぐことになる。

谷口雅春先生著『新版 栄える生活365章』P334-335

神様へと繋がっている太い電線からは、無限のエネルギーが与えられています。私たちが神様からの素晴らしいものを受け取りきれずにいるのは、心の変圧器の調子が悪く、うまく電気が供給されていないからに他なりません。

現象はない、ただ実相のみが実在である。人間・神の子の真理を悟り、人生を素晴らしいものにしてまいりましょう。

さて、今日はどんな喜びに出会えるでしょうか。
今日も明日もこれからも最高の人生を歩んでいきましょう(^^)

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ただ神のみが第一原因であり、その他に第二の原因も第三の原因もないのである。すべては神であり、神の他に何もない。どこにも悪もなければ、病気もない、貧乏もないし、失敗もない。

この真理を心の中に百万遍となえて勇気を揮い起すがよい。「悪が存在する」という信念から起ち上って、一回転して、悪は存在しないという別天地に生れかわることが大切である。

(中略)

「悪が存在する」という妄想の夢の世界から、実相・完全の世界へ住みかえることが必要だ。それには肉体を移動せしめなければならぬことはないのである。夢から覚めて実相完全の世界を自覚すればよいのである。

谷口雅春先生著『新版 栄える生活365章』P330-331

ただ神様の世界がすべてであり、善きもののみが現れています。病気や不幸や悩みは、私たちの心が作ったものであり本来は無いのです。

この真理を常にコトバにしたり思い描くことが繰返し必要です。何度も何度も潜在意識の奥底に刷り込ませていくのです。感謝のコトバとともに神様の素晴らしい世界を表現してまいりましょう。

さて、今日はどんな喜びに出会えるでしょうか。
今日も明日もこれからも最高の人生を歩んでいきましょう(^^)

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私たちは、一定の形式による「真理の念」の放送のほかに、常に「悪は本来ない」という真理を書いた聖経・聖典を読むようにしなければならない。

読んでいる時は、そこに書かれてある「真理」を必ず「思う」のであるから、その時間中「真理」の念を放送しつつあるのと同様の効果があるのである。

だから『眞理』及び『生命の實相』の本を繰返し繰返し読むことは、自己の潜在意識の悟りのためになるばかりでなく、宇宙の潜在意識を悟らしめるために貢献するのである。

それには扉の裏から最後のページに到るまで眞理の言葉が充満しているのである。

谷口雅春先生著『新版 栄える生活365章』P326

神様の世界を知るには、神様や本質について書かれた本を繰り返し読むことがよいとされている。私は朝の１０分間、聖典を朗読をして目や口、耳からも眞理のコトバを入れるようにしています。

座禅的瞑想法である「神想観」についても、聖典を繰返し読んでいくうちに、大切さに気がついて再び実践できるようになりました。１日だけ読むのも良いですが、毎日少しずつ読み進めていくことで、徐々に自分の中に浸透してきます。

この真理を知らしめ給い神様に感謝しかありませんね。
さて、今日はどんな喜びに出会えるでしょうか。
今日も明日もこれからも最高の人生を歩んでいきましょう(^^)

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あなたが、誰をも害しないで得られる「何か」を欲しいという念願が湧いて来ることは、既にあなたはその「念願」を神から受けたのである。

神があなたに其の念願を与えたまうた以上はそれを実現する方法も既に与えておられるのである。

私たちが先ず信ずべきは、神が無限の供給であり、無限のアイディアを持っておられ、その内の一つを実現するために、そのアイディアを私たちの魂に吹込まれた事である。

人間がそのアイディアを選んだのはではなく、神がそのアイディアを吹き込んだのであるから、それを実現する手段も神が計画せられる訳である。

その計画が心に思い浮かんでくるのを、勝手に自分で遠慮して、「こんな裕か過ぎる事を望んでは神様に申訳がない」などと自己縮小してはならない。

谷口雅春先生『新版 栄える生活365章』P321

心にふと思い浮かんだアイディアは、神様が与えてくださったものですから、素直に実行することをオススメします。

頭で考え抜いたアイディアも無限力の中から生まれたものですから、実行すればある程度の形になります。

しかし、神様からのアイディアは実相世界の素晴らしいものですから、壮大なものであっても、あなたにとって最も良いものが現れてきています。神様の御心のままに表現してまいりましょう。

さて、今日はどんな喜びに出会えるでしょうか。
今日も明日もこれからも最高の人生を歩んでいきましょう(^^)

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「魂の底なる願い」である夢は、それを正しく育てるならば必ず実現するというのは、その「願い」は「既に実相世界に存在するもの」”主の祈り”の語をもって表現すれば、それは「み心の既に”天”に於て成るもの」であるからである。

神は人間をつくり、その魂の底に「深き願い」を注ぎ込んだのである。神が人間をつくって、その魂の底に「深き願い」を注ぎ入れたとしたならば、吾々がその反対の方向に向かない限りは、神がその「願い」を実現するために協力してくださるのは当然である。

吾々自身が反対の方向を向かないことだ。
谷口雅春先生著『新版 栄える生活365章』P314

魂の底の底なる願いは必ず成就する、と説かれています。それは利己的に自分の都合の良い祈りではなく、誰もが幸せであることが大切です。

神様の世界に自分勝手な願いばかりを祈られてしまったら、膨大な数の量にまいってしまいます。だからこそ私たち一人ひとりの中に”神の子”として、無限の力を内に与えてくださいました。

無限の力を発揮するかしないかは、あなた次第です。

さて、今日はどんな喜びに出会えるでしょうか。
今日も明日もこれからも最高の人生を歩んでいきましょう(^^)

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愛するは憎むよりも容易である。中々愛し得ないという人が往々にしてあるけれども、実際は「愛すること」が人間の本性であるから、愛したときには、人間の本性が解放された悦びを感ずるのである。

若し愛が窒息せしめられて、人を憎んでいる場合には、その人は何となく淋しく悩み、また不安恐怖を覚えるのである。

誰かを愛しない場合は、その誰かを彼は敵として想像する。随って恐怖心が起るのである。「誰か」を敵として想像するとき、その「誰か」のみならず、他のすべての人々に対しても、「敵」としての抵抗と恐怖とを移入する。

谷口雅春先生著『新版 栄える生活365章』P306-307

愛するは憎むよりも容易である。人に対して憎みや怒りを持つことのほうが簡単だ、と世間的には思われています。それは誰かを愛することを損得勘定で考えているからです。

「あいつが○○してくれなかった」
「こんなにも尽くしたのに何も返ってこなかった」
「一々、言動が鼻につく」

憎しみからは憎しみしか生まれません。愛の心をまず起すことで愛が芽生えます。無条件の愛を展開してまいりましょう。

さて、今日はどんな喜びに出会えるでしょうか。
今日も明日もこれからも最高の人生を歩んでいきましょう(^^)

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「すみませんでした」と詫びることは屈辱であるなどと考えると間違いである。

「すみませんでした」とあやまることに屈辱を感ずるのは、「ニセモノの自分」であって、「ニセモノ」が頑として存在して、それが素直に退陣することを拒む象が屈辱の感じである。

「本当にすみません」と心から言い得たとき、その言葉は「ニセモノ」が自分の非を知って退陣するときの挨拶である。

（中略)

「相手を赦そう」と考えている限りはまだ本当に相手を赦すことはできていないのである。何故なら自分は「赦す人」として、相手を「赦さるべき人」として、傲然と相手の前に立ちはだかっているからである。

相手を赦す前に自分自身が謙虚に自分の落度をみとめて懺悔しなければならない。

谷口雅春先生著『新版 栄える生活365章』P300

自分自身が謙虚になって、落度を認める。大人になるとこれがなかなかできない。相手のここが悪い、自分は最善を尽くしている、お前が変わらないんだからいけないんだ。なんて考えることはザラにあります。

信仰をどれだけ学んでいても、実践が伴わなければやっていないのと同じです。私自身、うまくいかないときには白い紙に思いっきり書き出します。

そうすることで自然と心に溜まっていた感情が整理でき、相手と向き合うための心構えが整ってきます。あなたは神の子ですから、これから先どんなことが起ってきても乗り越えられるでしょう。

さて、今日はどんな喜びに出会えるでしょうか。
今日も明日もこれからも最高の人生を歩んでいきましょう(^^)

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心に「無限供給の世界」を描いて想念し、それが既にあることを神に対して感謝する-
此処までは「裕かなる富」というフィルムを製作することになる。しかし、そのフィルムの上映館をつくるには、「行動」によって専属契約館又は直営館をつくらねばなりません。

それは神に対する感謝をただ想念で唯「ありがとう」と念ずるだけではなく、「行動」に現して「什一献金」をするなり、誰かの為になる善き行為又は深切行をすることなのです。

（中略)

今、あなたは心の眼を開いて無限供給の世界が今あることを想念しなさい。そして感謝を行動化しなさい。

谷口雅春先生著『新版 栄える生活365章』P288-289

ありがとうを言葉だけではなく、行動という形で現そう。想いは言葉に、感謝は愛の表現を。さて、今日はどんな喜びに出会えるでしょうか。
今日も明日もこれからも最高の人生を歩んでいきましょう(^^)

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あなたが「富」を欲するならば、瞑目して想念の中に、神の無限供給が到る処に充ち満ちていることを心に描いて、それを見詰め感謝しなさい。

現実に貧乏しているのに「無限供給が充ち満ちている」と心に想念することは迚も出来ないとお考えになるかも知れないけれども、現実は、過去に自分の心が描いた想念のフィルムが今、現象界に映写されている「影の姿」なのですから、現実が何であろうと、そんな事はどうでもよいのです。

これからの世界はあなたの自由なのである。

谷口雅春先生著『新版 栄える生活365章』P288

過去や現在が貧乏のように見えていても、私たちの心がどのように考えているかによって現れてくるものが変わってきます。

影をいくら追っていても、やがて消えゆくものですから、そこに心が囚われていてはいけません。あなたの世界は常に幸福で神様から無限の富が与えられています。

「自分の心が変われば世界が変わる」私たちの運命を変えるのは自分自身なのです。

さて、今日はどんな喜びに出会えるでしょうか。
今日も明日もこれからも最高の人生を歩んでいきましょう(^^)

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「想念の力」を駆使して欲する事物を実現するには、睡眠直前と早朝の目がさめた直後の、現象意識が尚、多少眠っていて、入り来る暗示の検閲官の役目を果さず、言葉でとなえ、思念によって念ずる観念を、あまり厳重に批判せずして、潜在意識にまで通過せしめ易い時を選ぶのがよいのである。

その時、想像力を駆使して欲する事物の姿をアリアリと心に描き、それが既にあるという念を起さしめよ。真にアリアリと”それがアル”という念を強く現実に起すがよいのである。

それが”善き事物”である限りに於て、それは”実在の世界”（実相）に於て「既にある」のである。

谷口雅春先生著『新版 栄える生活365章』P280

日常生活のなかに現れていないように見えていても、実相の世界には既に素晴らしい善きものが”アル”。あるというのは在り続ける、ということです。何年経っても朽ち果てることのない素晴らしいものが存在する。

一時的に困難や苦難が出てきても、本当のものではないので、時間の経過とともに消えてしまうのです。善きものはいつまでもありますから、実相の完全さを信じ、祈りを深めてまいりましょう。

さて、今日はどんな喜びに出会えるでしょうか。
今日も明日もこれからも最高の人生を歩んでいきましょう(^^)

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