誰でも愉快に楽しく生活したいのである。それなのに心配や取越苦労をして、生活から愉しさを除り去り、勝手に生活を暗い、楽しくないものとしているのである。
ある人は健康について思い煩い、或る人は経済問題について思い煩い、そして其の最も心配し思い煩うところのものを自分に引き寄せて苦しんでいるのである。
（中略）
本当に問題を解決するには、先ず心が明るくなり、自分の心が神と波長が合うようになり、神の智慧が受信されて来るようにならなければならないのである。
誰でも、本当は自分が主人公であるから、自分の心を心配して、「心配するな、思い煩って何になるか？神がお前を守っていられるではないか」と自分の心に命令することができるのである。このように命令して、あなたの心の思い煩いを解くがよい。
谷口雅春先生著『新版 生活の智慧365章』P78
”暗い考え”があなたの心に忍び込んで来たときには、それは多勢の仲間を連れた盗賊の最初の一人が忍び込んで来たようなものであるから、その最初の”暗い考え”をできるだけ速やかに自分の心から駆逐しなければならない。
そうでないと、次々と、その盗賊の仲間が多勢あなたの心の中に侵入して来て、あなたにとって一番大切な財産である「明るい心」を奪い去ってしまうおそれがあるのである。
何よりも、あなたにとって一番大切な財産は「明るい心」なのである。なぜなら、この世界には「類を以て集まる」と云う法則があって、あなたが「明るい心」をもっている限り、明るい事物が集まって来、幸福や健康や繁栄がわがものとなるからである。
谷口雅春先生著『新版 生活の智慧365章』P66
さて、今日はどんな喜びに出会えるでしょうか。
今日も明日もこれからも最高の人生を歩んでいきましょう(^^)
日常生活に於て幸福の暗示の言葉を、会う人毎に投げかけることにしたらどんなものだろうか。
讃める言葉、激励の言葉、「屹度あなたは成功する」とか、「屹度あなたの希望は成就するよ」とか、「屹度よく勉強できるよ」とか、「もう直ぐ健康になりますよ」とか、「あなたは神の子だから、健康と幸福のほかに何もあり得ない」とか。
このような善き言葉の雨をふらして人類を祝福するならば、「祝福を与えるものは祝福を与えられる」の”心の法則”に準って、屹度あなた自身も豊かに幸福になるに相違ないのである。
生長の家の人類光明化運動はすべての人類を言葉の力によって祝福する運動だといっても間違はないのである。
谷口雅春先生著『新版 生活の智慧365章』P46
吾々は「心」というものは如何なるものであるか、魂は果たして肉体の死後存続するものであるか、神はあるか、ないかなどと考える。
すなわち、”視えざる世界”に属するものを考えずにいられないのは、吾々の存在が、その一面は”視える物質宇宙”に関係をもちながら、その反面は”視えざる世界”に関係をもつ存在であるからなのである。
そして此の”視えざる世界”に属するものを認識するには、眼耳鼻舌触の五つの感覚では役に立たないのであって、吾々は、精神統一によるか、霊的修行によるか、座禅によって身心脱落、脱落身心の境地に入るか、神想観を実修するか等の方法によって、肉体的感覚以上のものを内部から呼び出して来なければならないのである。
谷口雅春先生著『新版 生活の智慧365章』P38
何よりも大切なのは、吾々の生活になくてはならぬ全てのものが、実はその本源が神より来るものであることを知ることなのです。
それを本当に知ったとき、真実神への感謝の念が起こってくるのです。
神への感謝の念が本当に起こって来たとき、吾々の精神波動が”神の国”と完全に霊交し得る精神波動となって来て、”神の国”に既にあるところの健康、財福、希望実現、その他あらゆる善きものが現実化することができるようになるのです。
谷口雅春先生著『新版 生活の智慧365章』P24
今日も明日もこれからも最高の人生を歩んでいきましょう(^^)
「吾れこれを願う、神とともに願うのである。この希望を実現することは神のみこころなり」という大いなる堅信をもって、どんなに途中に困難があろうとも、その希望の実現に邁進するならば、必ずやその困難を克服してその希望を成就することができるのである。
しかし、その「希望を実現することは神のみこころなり」ということが本当であるためには、その希望が実現することが、他の人に迷惑をかけたり、他から奪うことになるような希望であってはならない。
そんな希望は「我の願い」であって「神のみこころ」ではあり得ないのであるから、強いて「神のみこころ」だと自分勝手に思い込んでも、それは”ウソ”を”本当”だと思い込もうとする偽りであるから成就することが難かしいのである。
谷口雅春先生著『新版生活の智慧365章』P11
今日も明日もこれからも最高の人生を歩んでいきましょう(^^)
私たちが祈るとき、又は神想観するとき、心をふらふら動揺させてはならないのである。心をふらふら動揺させるということは、常に自分の心の波長が変るということである。
あなたのラジオセット又はテレビセットの波長やチャンネルを始終ふらふらと変化していたら決して、まとまった放送を視聴することができないのは当然のことだと言わなければならないのである。
祈りということは今まで自分の「現象の心」で自分の事件を支配していたのを、自分の現象の心（我の心、頭脳意識）で自分の事件を支配することを抛棄して、神に全託し、神の智慧によって自分の時間を支配してもらうように、心のチャンネルを切りかえることなのである。
（中略）
神は人間に完全自由を与えたまう。唯、人間が神の方向に振り向いて神にその問題の調整をお願いした時にのみ神は人間の問題に導きを与え給うのである。
谷口雅春先生著『新版 生活の智慧365章』P10-11
今日も明日もこれからも最高の人生を歩んでいきましょう(^^)
