神に力を求める者は未だ嘗て敗れることはないのである。神に智慧を求める者は、未だ嘗て迷うことないのである。

神に生命を求める者は、未だ嘗て病むことはないのである。神に愛を求める者は、未だ嘗て孤独を知らないのである。

人が敗れるとき、彼は必ず、神を忘れて、我の力で懸命になっているが、尽くすことを尽くさず法案になっているのである。

（中略）

愛に飢え、生きる望みを失っている者は、神の愛が今も自分を愛して取り巻いている事に気がつかない者である。

神の愛に眼覚めよ。神の生命に眼覚めよ。神の智慧に眼覚めよ。神の力に眼覚めよ。それらのものは決して遠くにあるのではなく、気がついたときあなたの内に今此処にあるのである。

谷口雅春先生著『新版 栄える生活365章』P247-248

常に神様と偕に生きている。この言葉を何回も聞いていても、日常生活ではついつい忘れてしまいがちです。

朝の30分だけ思っていても、残りの23時間30分、神様とかけ離れた生活を送ってしまっていては、目の前の現象に振り廻されてしまいます。

いついかなる時も私たちは、神様から与えられた素晴らしいものに感謝して、日々を過ごしていきたいものですね。

さて、今日はどんな喜びに出会えるでしょうか。
今日も明日もこれからも最高の人生を歩んでいきましょう(^^)

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神に不可能はないのである。そしてあなたは神の子として、神の無限の智慧と愛と能力とを譲られているのであるから、あなたにとって不可能なことはないのである。

併し、神のもち給わないものを実行しようとするならば、其処に不可能が起って来るのはまた已むを得ない。

例えば神は人を害したまわないのであるから、人を害して、或いは人に迷惑をかけることによって自分が利得を得ようとするような企ては、神の御心の中にはないのであるから、そのような願いは実現しないし、そのような事を神に祈っても逆効果があるだけである。

谷口雅春先生著『新版 栄える生活365章』P239

自分の利益や人を不幸に貶めるようなことは、一時的に人よりも勝っているようにみえていても、目には見えない法則によってやがて自分自身にも降り掛かってきます。

それよりも愛の出す方向を他人や幸福のために動き出してみませんか？
人のために愛を出す行動は、あまり意味がないのかもしれないと思いがちですが、決してそんなことはありません。

どんな小さなことでも、愛を出すことによって、巡り巡って自分のもとへ返ってきます。あなたのことを必要としている人は必ずいます。神様から与えられた素晴らしい力を発揮してまいりましょう。

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私たち人間が如何なる境遇運命を受けるかということは、結局、自分の思想、想念、感情、習慣的常識、信仰及び信念の総合意識が具体化したものだということができるのである。

（中略）

毎日々々あなたは、自分自身の心の状態によって自分の運命をつくりつつあるのである。

あなたが若し病気や、営業上の不振や、また何らかの不調和があなたの運命にあらわれているならば、
その原因は、他の人にあるのではなく、自分自身の心の状態にあり、その心の状態に相応する状態を引き寄せてそれを具体化したものであるから、
他の人を恨むことなく、自分自身の今までの心の持ち方を反省して自己の心境を明るいものにするならば、あなたの運命は必ず好転するのである。

谷口雅春先生著『新版 栄える生活365章』P233

自分の運命はもうこれ以上どう足掻いても変化しないと思っていた。それは間違いであることに気がつく。すべて自分自身の心の状態が決めていたこと。やらない選択もあきらめた選択もあらゆることが結びつく。

考え方を良い想いに転換すれば、今、ここからでも良い人生がスタートする。変えましょう、自分自身の心を。運命は開かれます。

さて、今日はどんな喜びに出会えるでしょうか。
今日も明日もこれからも最高の人生を歩んでいきましょう(^^)

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来るものをして、一応すべて来らしめよ。「来るもの」が時として、「人」であることもあれば、「事」であることも、「物」であることもある。

それらは必ずあなたに何かを与えるためにやって来つつあるのである。
教訓をもって来てくれることもあれば、経験をもって来ることもあり、富をもって来てくれることもある。

時として損失をもって来るかの如く見えることもあるかも知れぬがそれを静かに受けて省みるとき、それは魂にとって必ず何らかの収穫をもって来てくれているのであるから、決してそれを嫌ったり呪ったりしてはならないのである。

すべてのものは、それを素直に受けて味わうとき屹度何らかの獲得となる。これが天地一切のものと和解する道である。

谷口雅春先生著『新版 栄える生活365章』P217-218

あらゆる出来事は自分自身にとって何かを教えてくれます。良いこともあれば自分にとって不利と見えるようなこともあります。

しかし、私たちの人生に於いて何かを教えてくれたり、豊かにするために現れて来るのです。目の前の出来事から目を背けず素直な心で受けるとき、神様から与えられた素晴らしい世界が現れてきます。

人生はどこからでも変わります。ありがたく受けて実りある日々を送りましょう。さて、今日はどんな喜びに出会えるでしょうか。
今日も明日もこれからも最高の人生を歩んでいきましょう(^^)

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神は”無限”であるが、神は”あなた”一個を自己から欠くことが起れば、最早”無限”よりも”あなた”という一個を不足したものとなるのである。

あなたは、それゆえ、神にとって欠くべからざる”絶対価値”としての存在であるのである。あなたは、あなた自身の絶対価値を信じなければならない。

あなたは全宇宙に於て、かけがえのない存在なのである。誰一人、あなたと同じ個性をもった存在もなければ、誰一人あなたと代用となる存在もないのである。

（中略）

あなたは神に対して唯一の絶対価値者であるのである。この事を自覚して、あなたは自己を信じ、自己という存在に生き甲斐を感じなければならぬ。

谷口雅春先生著『新版 栄える生活365章』P215-216

あなた自身の代わりはないのである。他人と比べたり羨んだりしていても、何も変わりません。自分のうちに素晴らしい神性を自覚して、自分という個性を表現していく。

人と違う道を歩いているように見えても、あなた自身にとって必要であり、神様の愛を最も表現できるように導いてくださっています。

誰一人同じ人生を歩む人はいません。それぞれが表現することによって、この世界は作られていきます。あなたの個性をどんどんと発揮して、悦びの生活を送ってまいりましょう。

さて、今日はどんな喜びに出会えるでしょうか。
今日も明日もこれからも最高の人生を歩んでいきましょう(^^)

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毎日、一定の時間を割いて、人類全体の幸福について祈るがよい。祝福する者が祝福されるのである。

そのように無私の祈りの中に魂は生長し進化し、実相の神性がより多くあらわれるようになるのである。

あなたの幸福の真の基礎は、自分の利益を追求することではなく、人類全体を祝福する愛こそ、それである。神の無私の愛の基盤の上に建てられたる幸福は永遠にくだけることはないのである。

無私の愛の祈りは、自己の潜在意識を浄め、間違った想念、悪しき想念、よからぬ意図などが自分に近寄ってくることを防ぐことになり、自然に運命がひらけて来、幸福になることができるのである。

谷口雅春先生著『新版 栄える生活365章』P206-207

幸福は既に私たちの中にあります。引き出す引き出せないかは、あなた次第です。目先の利益を考えて短絡的に行動するのではなく、人のためにできる小さな愛行からはじめてみませんか。

小さな愛でも積み重ねていけば、大きな愛となって返ってきます。さぁ幸福生活は今日もはじめてまいりましょう。

さて、今日はどんな喜びに出会えるでしょうか。
今日も明日もこれからも最高の人生を歩んでいきましょう(^^)

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神を想うこと、神の完全さを想うこと、実相の完全さを想うこと-
これに、もっと吾々は時間をかけるようにすべきである。

その時、滔々として実相世界にあるよきアイディアが吾々にふりそそぎ来って、それを行動に移すとき、行くところ可ならざるなき善き結果を生み出すのである。

神を想うこと、実相の善のみ実在であることを想うこと、完全の実相のみを想うこと、それによって想念は浄まり、一切の恐怖が無くなるのである。

谷口雅春先生著『新版 栄える生活365章』P202-203

神様の素晴らしい世界、完全さ、神自身を想うことにもっと時間をかけるようにすべきである。と説かれています。

朝の15〜30分、神想観をして神様と一体となる。これはこれで素晴らしいことですが、その他の時間、神を想うことを忘れがちです。

頭では分かっていても、実行できないのが人間です。だからこそ聖典を手元において読み返したり、繰り返し善き言葉を心のうちに唱えたりすることは大切です。時間があれば、こう念じてみましょう。

「私は素晴らしい神の子です。あなたも素晴らしい神の子です。」

さて、今日はどんな喜びに出会えるでしょうか。
今日も明日もこれからも最高の人生を歩んでいきましょう(^^)

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すべてのものは実相に於て私たちに与えられているのである。しかしその賜物を神は私たちに押し附け給うことはないのである。

神はその賜物を私たちが自分で取るに委せていられるのであって、受取ると受け取らないとを神は私たちの心にまかせていられる。

（中略)

心の導線を自分で閉じるか自分で開くかによって、既に与えられている無限の賜をどの程度現実界に現象化することができるかが定まるのである。

「先ず神の国を求めよ」と神は言い給う。求めることによって、神の国と導線が結ばれるのである。導線を結んだ後には波長を合わすことが大切である。

波長を合わす方法として、イエスは「汝ら祈るとき、既にそれを受けたりと信ぜよ。即ち汝はそれを得ん」と教えていられるのである。

谷口雅春先生著『新版 栄える生活365章』P197

既に与えられているものを受け取る受け取らないは、私たちの心に任せられていると説かれています。

神様から与えられた素晴らしい世界はそこにある、と頭で理解していても、波長を合わせられていないことが往々にしてあります。

座禅的瞑想法である神想観によって、神様に心を振り向け、既に与えられている恵みに感謝しましょう。そうすることで、結果的に私たちに何らかの形で与え返されるでしょう。神様の力は偉大ですから。

さて、今日はどんな喜びに出会えるでしょうか。
今日も明日もこれからも最高の人生を歩んでいきましょう(^^)

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一切の「悪」「不完全」が自覚の欠乏であることが判明したならば、「悪」「不完全」を消すためには、「人間・神の子」の自覚を注ぎ込めばよいことが明かとなるのである。

然るに「欠乏」というものは、其処に「存在がない」という「虚」の状態に過ぎないのである。

だから自覚の欠乏に過ぎない「悪」や「不完全」は、其処に「存在がない」ということを意味するのである。

（中略）

自覚の「虚」は、自覚の「充実」によって瞬時に消えてしまう。しかし、現実界の自覚が具体化するには、写真が現像されて来るのに時間を要するように若干の時間を要するのである。

谷口雅春先生著『新版 栄える生活365章』P190-191

人間・神の子の自覚に従い、あらゆる一切の悪、不完全なものは消える、と説かれています。

魚の小骨が刺さっていたりすると、さほど大きな問題でなくとも、チクチク喉元が気になり、そのことに引っかかってしまいます。

目の前に起こっている問題も同じです。その原因となるものを取り除いてしまえば、何事もなかったかのように晴れやかな気持ちになります。

そして、人間・神の子の真理が書かれている聖典を読んだり、書かれてあることを実行することによって、私たちの生活はより充実したものになっていきます。神様の素晴らしい世界を感じていきましょう。

さて、今日はどんな喜びに出会えるでしょうか。
今日も明日もこれからも最高の人生を歩んでいきましょう(^^)

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神は善であり、完全であり、調和であり、無限の智慧であり、無限の愛であり、無限の生命であり、無限の富であり、一切であり、一切処に遍満したまう。

あなたの内にも、外にも、彼処にも、此処にも、上にも下にも、左にも右にも、前にも後にも、到る処に満ち満ちていたまうのである。

そのような神の大海に棲みながら、あなたが完全な調和、健康、平和、歓び、幸福、豊かさなどを実現することができないならば、それはただ浴場の水栓をひねらないのと同じことである。

「叩けよ、さらば開かれん」である。叩かないから可けないのである。
あなたは『生命の實相』を読んだ。光明思想の講習会を受講した。そして多くの人々の体験談を聞いた。

しかし、「人間・神の子」の真理を、誰か、他の人のことのごとく考え、「自分が今それだ」という自覚を深く持たなければ、「真理」と「自覚」とが離れ離れになっていて功を奏しない。

谷口雅春先生著『新版 栄える生活365章』P180-181

教えを学んだり、聞いたりするだけで、実行しないのは、真理を知らないのと同じことである。そのように説かれています。

良いお話を聞くと、満足感を得られます。しかしながら、二・三日過ぎてしまうと聞いたことを忘れてしまいます。それは誰が悪いのではなく、人間の習性です。

忘れてしまわないようにするにはどうするか。繰り返し分かるまで実行することです。やらなければ見えない世界です。やったものだけが真理を生活に生かし、心の底からの悦びを得ることができます。はじめましょう、今すぐに。

さて、今日はどんな喜びに出会えるでしょうか。
今日も明日もこれからも最高の人生を歩んでいきましょう(^^)

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