タグ: 面白い

君が好きだと叫びきれなかった。投稿718日目

君が好きだと叫びきれなかった。投稿718日目

先週日曜日の夜、オンラインラジオ『まさはるくんの浄円月な控え室』通称、控え室を開催した。直接参加された方は過去最高の13名、YouTube視聴も6名と熱気のこもった配信だった。

スタートする20時前には既に6,7名待機されていて、このナゾのラジオを待ちきれない様子が伝わってきた。それだけ需要があるのはありがたいこと。初っぱから人が多すぎて収拾しきれなかったわー。

今回、新しいメンバーとして、はるちゃん・たっつんが参加。配信を見ていた方は分かると思うが、はるちゃんの初々しさやコメントにほっこりしたメンバーも多い。
お母様がこのラジオの存在を知っていて、はるちゃんが来てくれたとのことだが、ボクがどうしてもお母様の顔を思い出せず、写真を見て思い出す始末(笑
中四国でめっちゃお世話になっていたやん。と思いつつ、どうも配信中は失礼致しました<(_ _)>
はるちゃんの明るさと雰囲気はこのラジオに欠かせなくなりました(*^^*)

たっつんは、某関東地区のイケ兄(イケてる兄貴)。メッセンジャーでちょっと参加してみてくださいよー。とお願いしたところ、快く受けてくれた。

彼が5時45分から『さんらじ』に参加しているので、同じ日の朝に友情出演として飛び込みで乱入。特にわー、まさかの参加!?とも、え?どうしたの?とも言われることなく、朝のひとときを過ごした(笑

青年会の幹部研修会の夜に話してから、交流するようになった。誌友会や活動で共感する部分も多く、短い時間だったが意気投合。たっつんに来てくれと言われたら断れない。

その日の夜にメッセンジャーでメッセージをいただいた。
「 楽しい雰囲気が伝わってきました。 あれだけの人数を明るい気持ちにさせられるのは、才能ですね。お酒飲みながら参加したい というのが本日の感想です(笑) 」
デジャブなのか、酔っ払って来る人を知っているぞ(笑
名前は言わないが、このブログを見てきっとニヤっとしていることだろう。
居酒屋で知らない人同士が意気投合するゆる~い雰囲気なのが、うちの特徴。
ホント、二人とも来てくれてありがとう(^^)

最後に『君が好きだと叫びたい』を歌ったんだけどね・・・。
きもちよ~くスタートしたんだけど、途中歌詞をすっと飛ばしてしまって、

好きだと叫びきれなかったーーーーー。

愛の告白できなかったーーーーー。

告白しようかどうしようか迷っている
モジモジくんになってしまったーー。

まさにこんな状況よ。

いまたかさんのピアノが良すぎて、ボクが呟いて終わるという消化不良(笑
まー、配信終わった後に叫びまくったよ。すると歌えるんだよー。おかしいやろー。いまたかさん、いつも無茶を聞いてくれてありがとう。

まぁ、色々とアクシデントとツッコミもあったけど、まことさんのカピバラさんやどんぶり兄さんの歴史コーナーは大盛況。今回も2時間と延長30分で楽しく配信できました(^^)
まだの方は、下記のリンクまたはボクのFacebookからご覧ください。
次回の『 まさはるくんの浄円月な控え室 』の配信は6/21(日) 20:00~です。


おまけ
メンバーの一人、みっちゃんとのサシで話した、まさはるくんのサシラジも載せておきますね。


『さんらじ』の魅力。投稿714日目

『さんらじ』の魅力。投稿714日目

毎朝5時45分から15分間配信しているラジオがある。その名は『 さんらじ 』。
決してサンデーラジオモーニングの略ではない。何の略かを聞こうと思って忘れてしまった(笑

朝から起電力を高めて元気に出発するということを狙いとしている。
元々は朝のあいさつ運動から始まった。ZOOMの部屋におはよう!!と挨拶を交わして出発する。それだけで一日のスタートは違ってくる。
色々な方が挨拶をしたり、時には語り場のようになって交流を深めたりとしていくなかで、オンラインでの配信も始まったようだ。

その、『さんらじ』に日曜日の朝、参戦した。決して、まさはるくんのオンラインラジオのPRや乗っ取りなどは企てていないことを先に伝えておく(笑

Tさんという青年会への想いがアツい方がいるのだが、その方から、一度参加して欲しいとラブコールをいただいた。むしろ、まさはるくんのオンラインラジオに誘ってみたら、逆に誘われたと書いた方がいいかもしれない。

迷った。さんらじに自分がついていけるか不安もあったが、Tさんからお声がかかったら、断る理由がない。「分かりました!!明日にでも行きますよ。」

日曜日の5時10分。いつものように瞑想をスタート。5時40分に参加すればいいので、時間的にはかなり余裕があった。しかし、そんな日に限って瞑想が深いところまで浸透していき、気がつけば5時32分!!

やべー、遅刻したらどうしよう。慌てて聖使命菩薩と大調和の神示をかなり早口で唱えた。もちろんココロは穏やかに。人間やればできるもので、開始3分前にはパソコンの前に座ることができた。

ここまでさんらじの魅力を一つも書いていないのでそろそろ書こう(笑
誘ってくれたTさんが既に入っていて、「来てくれてありがとうございます。」と言ってくれたときは、やっぱり嬉しかった。

他の参加者にはサプライズ的になってしまったが、え?今日はどうしたの?とか何でいるの?とイジられることもなく、普通に歓迎された(笑
うちのラジオのノリと違うことをすっかりと忘れていた。いかんいかん。

今日はフリーテーマということで、潮流ねっとわーくでの講話の話になった。結構、みんな真剣に話していた。ゆるやかな朝の時間だったが、この15分という短い中にも真理とそれぞれの想いが交錯していた。

配信が終わったものと生で参加するのでは全然違う。後日配信ものを聞くと、みんな朝が弱くてテンションが低いかなとちょっと思っていたが、実際に参加してみると、一人一人が丁寧に考えてメッセージを発していた。

ボクの場合、会話が止まったりすると、周りを見て、場を盛りたてて行こうとすぐ考えてしまうが、『さんらじ』は違う。お互いがお互いを思いやり、短い時間の中でこそ出せる魅力で溢れていた。

参加者全員が思いっきりしゃべりたくなるのをガマンして、主体的に話を聞こうと努めていた。さしずめ、誌友会終了後の座談会のような雰囲気。適度な距離感と温度感。これを毎日行っているのだから、頭が下がる。

そんな日曜日にお会いした皆様への感謝のメッセージで締めようと思います。

男性のTさん、お声かけしてくれてありがとうございます。次はボクと1対1でサシラジしましょ(笑

女性のTさん、近々行きますと言って、本当は次の日行くのが決まっていました(笑 内緒にしていて、ごめんね~。

Yさんのトーク、キレがあって結構好きなので、また楽しみにしてます。誌友会もよろしくです!!

そして、Uさん。毎日『さんらじ』の配信、ご充実様です。噂のさんらじに参加しましたが、お行儀良くできていましたかね?(笑
ってのは冗談で、とても楽しくおしゃべりできました。またサプライズで行きます。これからも続けてくださいね。

Aさん・Tさん、喋られなかった。すまぬ(笑
また今度お相手してくださいませ~<(_ _)>

結論『さんらじ』は聞いてみても面白いが、参加すると面白いし、自分にとってもプラスになります。百聞は一見にしかず。飛び込めば、新しい世界が見えてくる。 さぁ、5時45分は『さんらじ』へGO~!!

タメになる15分

ブックカバーチャレンジ⑥ 『営業の魔法』投稿705日目

ブックカバーチャレンジ⑥ 『営業の魔法』投稿705日目

営業マンをやっていたとき、とにかくどうやったら売れる話術ができるのか、モノを買ってもらえるようになるのか、そればかりを考えていた時期があった。

ある意味、お客さんの要望には応えるが、自分の成績のことがチラついて、その人の人生設計やこの人にどう喜んでもらえるかというものは、二の次。今思い返せば、最初の頃はひどい営業マンだった(笑

アフターフォローもろくにぜず、買ってもらうときには頑張る。こんな失敗をよくやっていたものだから、本当に大切なことに気がつくのに随分時間がかかりました。

さて、ブックカバーチャレンジ6日目。
本日は、中村信仁著『営業の魔法』を紹介します。

皆さんは魔法を信じますか? 魔法と言っても、手からビームがでるわけではないし、かっこ良くなるようなおまじないをかけられるわけでもありません。

この本は、半年間売り上げゼロの新入社員の小笠原が、全身からオーラを放つ、スーパー営業マン紙谷と出合い、営業についてのレクチャーを受けるという内容だ。

前半は、人間力の向上、後半は実際に商談で使える話法について書かれている。自己啓発本というよりも、小説のようなやりとり。営業マンをやっている人なら、こんなことあるあるという内容てんこもり。

読み進めていくと、ダメ営業マンがやりがちなことを自分もやってしまっていた。例えば、商品を売りたいがために、めちゃくちゃしゃべってお客さんの要望を聞かない。最後のクロージングで、沈黙が怖いがために、余計なことを言ってしまい、あと一歩のところで破断してしまうことなどがあった。

何年も営業をやってきていても、自分は大丈夫と思い込んでしまいがち。どんな仕事でも長年続けていくと慢心がどこかで出てしまう。だから、読書をすることでアップデートして、磨きつづける必要があります。

『営業の魔法』にもこう書かれている。
勝手に創り上げた自分の限界は、常に破り続けなければならない。
もうこれでいいやと、ココロのなかで安定を求めてしまっていたのかもしれない。これ以上は成長は見込めない。何をやってもダメだ。そう思った先に、まだ見ぬ自分が隠れている。

この本の内容通りの場面になったときに、同じようにやってみると、これがまたうまく行く。狙ってやったわけではないが、大きな商談に結びついたこともあった。テクニックや知識もあることに超したことはない。

ただ、一番大切なのは、その人の人間性に他ならない。
この会社から買うのではなく、あなただから買いたい。そう思ってもらえたら、自然と売り上げも増えていきます。営業を通じて、シアワセを提供する。

営業を卒業して読み返してみても、ここに書かれていることは金言ばかりだ。
色んな人に『営業の魔法』を知ってもらいたい。何でも叶う魔法ではなく、叶えるためにどうするかを教えてくれる魔法。

最後は、ボクが好きな文章で締めたいと思います。

営業の神様は、必ず試練を最初に与えます。しかし、人が受ける試練というものに乗り越えられないものはないんです。その人のレベルに合わせて試練は訪れます。そして、必ず試練のとき、人は『ご縁』をいただきます。必ず誰かと出会うようになっています。(・・・中略)
人との出会いはすべて必然です。そして、それは成長のための必然です。

営業の魔法、紙谷のコトバより抜粋。

すべての出会いにありがとう、すべての喜びにありがとう。


ブックカバーチャレンジ⑤ 『自助論』投稿703日目

ブックカバーチャレンジ⑤ 『自助論』投稿703日目

外出自粛も慣れてはきたが、ここ最近どうもカラダの疲れが抜けない。活動自体はオンラインに切り替えて行っているのだが、いわゆる5月病のシーズンにやってきたようだ。

そういえば、16日に36歳の誕生日を迎える。30代後半はこういう大人になっていると思ってみたが、蓋を開けてみれば色々と予想とは大きくかけ離れていた。

別にお金持ちになっているわけでもないし、偉い役職についているわけでもない。ましてや仕事も宗教の団体職員をやっているのだから、20代のボクが見たら本当に驚きだろう。それぐらい人生の航路は行き先が見えにくい。

だからこそ、人生は自分の手でしか開けない。こう書かれているのが本日紹介する本。サミュエル・スマイルズ『自助論』

天は自ら助くる者を助く。というコトバを聞いたことがあるだろうか?
国語や英語の授業でちょっと耳にしたことがある方も多いと思う。
他人に頼らず、自立して努力する者には天の助けがあり、必ず幸福になるという意味

実は、本の冒頭にこのコトバが書かれている。ハッキリ言うとこの本は厳しいコトバでたくさんの金言が書かれている。たまに渇を入れてもらいたいときは、よくこの本を見返す。谷口雅春先生著『青年の書』で真理の往復ビンタを食らうくらいありがたい。

しかしながら、読んでいてこれほど勇気と活力をもらう本はそうない。
どこか生長の家と似ている箇所もある。

「作物を刈り取るには、まず種をまかなくてはならない。その後は、収穫の時期がくるのを忍耐強く待ち続ける必要がある。そして多くの場合、いちばん待ち望まれる果実ほど実を結ぶのは一番遅い。(中略) 根気強く待つ間も、快活さを失ってはならない。」

苦労の果てに勝ち得たものこそ本物。」

人に何かをしてもらいたいと望むなら、自分が率先してそれをやるべきです。口先ばかり達者でも何の役にも立ちません。」

見ている方も思わずドキリとするコトバだろう。生きるために必要なコトバが、600円近くで得られるのであれば、安いもの。ぜひこの本は本棚に入れてほしい一冊。

よく本になんてお金をかけていられないという人がいるが、それは大きな損をしている。検索エンジンなどで単語を入れたら、速攻で回答は返ってくる。ただ、簡単に得られたモノほど自分の身にはならないし、すぐに忘れてしまう。

その点、読書は読み進めるのに時間はかかるし、自分の必要な部分にたどり着くまでには、読解力も必要になってくる。考える力が養われたり、自分の知らないコトバ、世界、価値観を教えてくれる。

『自助論』も読んでいてそうだった。厳しいコトバばかりで思わず目を背けたくなる部分もある。ただ読み進めていくうちに、私たちの人生に必要な種を与えてくれるし、経験値を上げてくれる肥料も与えてくれる。

しかしながら、ここに書かれていることを行動しなければ、良い実を結ばない。
天は自ら助くる者を助く。努力の先には必ず神様が導いてくださっています。神を信じ、自分を信じてこれからも行動していきたいものだ。


オンラインラジオをやってみた。投稿691日目

オンラインラジオをやってみた。投稿691日目

「さぁ~始まりました。オンラインラジオ、まさはるくんの浄円月な控え室!!」

先週の日曜日、夜20時。ZOOMとYouTubeのライブストリーミング配信を利用して、オンラインラジオを行った。

ZOOMは直接参加、YouTubeではラジオの様子を見たい・聞きたい方向けに開設。事前に準備はしていたものの、本当に参加者が来るかの不安があった。

念のため、30分前にZOOMを立ち上げ。YouTubeにもアクセスしたが、何とライブ配信がうまくいかないトラブル。ヤバい!!うまくいかない。なにせラジオDJみたいに話したことなんてないもんだから、さぁ大変。

落ち着け、オレ。絶対にうまく行く方法はある。
色々とウェブサイトを見ながら何とか接続することができた。
青年会の打ち合わせで、よくイインチョーがYouTubeに記録しているのだが、そんなことできるんだーという認識だった。
ところが、いざ自分がやってみるとテンパる(笑
やっぱり、物事は何でも自分で経験してみるのが一番です。

直前まで話す内容をどうするか、盛り上がることができるのか。心臓バクバク状態。さすがに何の用意もしないのは、頭真っ白状態になるので、これをやろうというのは考えていた。

そして、夜20時。オンラインラジオがスタート。
「さぁ、始まりました。オンラインラジオ。まさはるくんの浄円月な控え室。いえ~い!!」

少し噛み噛みながらもタイトルコールを勢いよく伝える。と同時に参加者が入ってきてくれた。よく知った顔から、久しぶりに会う顔まで様々。
参加者と絡みながら、頭の中でどう進めていこうかと迷っていた。

「何、喋ろうかな(笑 」
すると、 助手のよしこさんが「まさはるさんがどうやって痩せたかを聞きたい~。」と振ってきてくれた。天の恵み、地の恵み、よしこの恵み。事前に彼女に頼んでおいて良かったのは言うまでもない(笑

「それじゃあ、語りますか~。」
こうしてボクの減量体験記を話すことになった。
体重111.2kgのときから、今に至るまで。途中脱線しながらも、痩せるまでの秘話を面白おかしく話す。意外とこれが好評で受けがよかった。特に食生活のところは皆さん興味があるらしく、質問が飛んできた。

その他に話したことと言えば・・・

・好きなお菓子をひたすら語る。
・アイス大論争。好きなアイスは何だろか。
・曲紹介を著作権に引っかかってしまうので、ボクがアカペラで歌う。
・コメントを読みながら、思い思いのことを話す。

本当にたわいもないことばかり。 これでいいのかというくらい軽いノリ(笑
参加者の明るい雰囲気にも救われて、大盛り上がり。ZOOMは会議とかでしか使わなかったけど、こういう風に普通の話をするのも楽しかった。

さらに驚いたのが、ご家族5人でライブ配信を見ていたIさんご家族。
これだけでもありがたいことなのだが、終盤に、聞いてくれていた小学5年生の男の子に「今日のオンラインラジオ、どうだった??」と聞くと、

「 ワイドショーより楽しい 。またやってほしい。」

という子どもらしいコメントに大爆笑。
マジか-。第1回目で子どものココロをつかんでしまうとは(笑
素直な感想をありがとう、ハリボーくん。また来てね(^^)

ZOOMだとこんな感じ

結局1時間で終わる予定が、気がつけば2時間半。
直接参加7名・YouTube視聴が7名(お子さんは別なので、恐らく10名以上)
合わせて約20名の方にオンラインラジオに参加していただけた。

YouTube配信はこんな感じ。コメントもたくさんいただきました。

元々、自分の好きなことやダラダラと誰かとしゃべりたい。というところから始まったオンラインラジオ。こんなにも喜んでもらえるとは(笑
本当に来てくださった皆様、ありがとうございました(^^)

そして、どこからともなく続けてほしいというナゾの声(笑
ご期待に応え、第二弾も開催することが決定しました。

次回は5月3日(日) 20:00~22:00の配信予定です。
ゴールデンウィークの真っ只中。お時間ある方はご視聴ください。
普段のボクとは違うトークが見られます。

詳細はフェイスブックページをご覧ください。
前回の動画も期間限定で貼っておきます。良かったら見てくださいませ~。

前回のラジオ配信。30分くらいから、本編スタート。

読書には未来を変える力がある。投稿626日目。

読書には未来を変える力がある。投稿626日目。

『鬼滅の刃』というマンガが流行っている。合同卒園式や家庭訪問したときに、今、学校で流行っているのは何?と聞くと同じ答えだった。今の流行に取り残されないためには、これを読むことだ。子供心を掴む何かがあるのだろう。

ボクが本と出会ったのは、小学校5年生。入院をしていたときに叔母が暇なら読んでみてと持ってきてくれたのが『豊臣秀吉』の伝記だった。正直、文字を読むのが苦手で最初は読む気がしなかった。

ただ、あまりにも暇すぎたので読むことにした。豊臣秀吉は知ってのとおり、農民から苦労してのし上がった人物。織田信長と出会い、才能を見いだされ活躍していく。特に寒い中、ふところで草履を温めているシーンは有名だ。

物語に触れていく中で、入院中はとても勇気づけられた。本ってこんなに面白いんだ。もっと読んでみたいという気持ちになった。中学生の頃は歴史にハマり『三国志』や世界の歴史が書かれている本などを読み漁った。国語の点数は良くなかったが、読書することは好きだった。

大人になっても読書することで助けられたことも多い。先日、青年会幹部研修会で発表をさせていただいた。そこでプレゼンを作るうえで参考にしたのも昔買った本だった。ネットから情報も引っ張れるが、絶対に本のほうがよい。思考を貼り巡らせることができる。こういう時はあそこに書かれている本だ!!と瞬時に引っ張ってこれる。

本が嫌いな人にぜひ読んでほしい一冊がある。喜多川泰著『書斎の鍵』
生前、親交が薄れれていた父が息子に遺した唯一の遺産。それが書斎だった。読書・執筆などをするための部屋のことだ。

自己啓発系の小説は数あれど、喜多川泰さんは違う。とにかく読みやすいのだ。
15ページは頑張ってめくってほしい。ここを超えたら、もう喜多川泰ワールドにハマる。本が嫌いな人がなぜ嫌いか。嫌いという習慣が身についているからだ。最初はやったことがないから拒絶する。でもそこを挑戦していくことが新たなスタートが始まる。好きへの転換の第一歩。

本嫌いの息子が、父の遺言状を通して、読書することの大切さ・面白さ・奥深さを知っていく内容。そしてこの本の最大の特徴は、中盤にページの色が違うところがある。そこにたどり着いた頃には、感動すら覚えるだろう。

今、ちょっとでも欲しいと思った貴方。決してKindleや電子書籍で買うな。ちゃんと手元に取って最初から読んでみてほしい。ボクの言っていることが分かる。読書したくなるから。そうすると考え方も変わり、人生も変わるから。読んだら変わる。ぜひ読んでほしい!!

『書斎の鍵』の終盤に、こんなコトバが書かれている。「読書には未来を変える力がある。」読書することで知らなかった世界と出会い、知らなかった未来が見えてくる。なんてステキなことだろう。

読書の面白さを伝えてくれた叔母に感謝したい。ありがとう。

ゆっくりと読書する。至福のひととき。

くまさんと呼ぶ女の子。投稿620日目

くまさんと呼ぶ女の子。投稿620日目

教化部に入ってから約2年。中高生のお世話をする彼女と出会ったのは、その頃だったと記憶している。最初はほとんど話すことはなかった。ただ、段々とボクの体型がクマに近づいてきたこともあり、「くまさん」と名付けられた。自然の流れで彼女からも「くまさん。」といじられるようになった。

彼女は、中高生のお姉さん的存在。周りにも気を配り、時間がない中で一所懸命やっていた。正直、10代であそこまでできる人は、なかなかいなかった。

3年前の青年練成会。行事が終わり下の事務所で作業をしていると、彼女がひょっこりがやってきた。特に話かけてくる感じではなかったけど、話したそうな雰囲気を出していた。

「どうしたの??ちょっと話そうか?」と尋ねると、「うん。」と頷いた。
話しているうちに「何で活動をやっているのかがよく分からない。」と呟く。

深夜0時。静寂が辺りを包み込む。カラダも疲れていたが、一所懸命彼女が話すコトバを聞き漏らさないように、耳を傾けていた。その時に、どうやって答えかは覚えていない。一つ言えることは、彼女に寄り添った答えを出せていなかったことだ。しばらくして、青年会に来なくなってしまった。

今、思えば学校やバイト・青年会活動とあるなかで、かなり負担をかけさせていた。気がついていたはずなのに、気がついてあげられなかった。どうしたら良いか、その時のボクは本当に分からなかった。きっと親身になって話を聞くだけでよかった。できなかったことの後悔が大きい。

青年会は無理をさせるところではない。喜びを表現するところだ。今なら分かる。彼女に対して、こうしていたら、ああしていたら、状況は変わっていたのかもしれないと感じた。あのときの情景は今でもフラッシュバックする。

青年会事務局長になったばかりで、育成に対して、どうアドバイスをしてよいか分からなかった。自分が経験したことのないポジション。聞かれても分からない状況。だから任せっきりになってしまった部分もある。10代の頑張りに応えることのできなかった自分を悔やんでも悔やみきれない。

なるべく個別で会って、話をしたこともあった。ご飯を食べながら思い思いのことを語る。短い時間でも、彼女の笑顔に接することができて良かった。たまにひょっこりと教化部に来てくれることもある。その時は、いつも嬉しくなる。

会えなくなった。離れてしまったから関係ないのではない。いつも気にかけている。出会った人・これから出会う人すべてに言えること。このブログを見ているかは分からないが、感謝の気持ちを伝えます。

「あの時は、本当に寄り添えなくてごめんなさい。学校卒業が近づいていると思うけど、どんな進路になったとしても、あなたの人生には絶対にプラスになる。正解なんてない。思った通りに進めばいい。今は会うことが少なくなってしまったけど、MHちゃんのこと信じてる!! 明るくボクをいじるくらいの感じが、ちょうど合ってます。偽りのない、いつものMHちゃんでいてね。また教化部に来るのをまってます。」

「くまさん!!」そう呼んでくれる笑顔の彼女に再び、会えることを信じて。

ボクは、いつでも来るのを待っているよ~。