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愛を持って接すれば、必ず人は変わる(前編) 投稿658日目

愛を持って接すれば、必ず人は変わる(前編) 投稿658日目

教化部や青年会活動に来られなくても、人知れず頑張っている子がいる。
こちらが愛を持って接すれば、必ず変わっていく。そういう相手に何人も触れてきました。これから書く方もそのひとりです。

出会いは3年前の青年練成会1ヶ月前。今でも覚えている。お母さんと個人指導に来られていた。名前は知っていたが、実際に会うのは初めてだった。
個人指導にあたってくれた先生が、青年練成会のことを勧めてくれたらしく、
全期で参加します。とその場で申込みを書いてくれた。

「Mのこと、よろしくおねがいしますね。」
「(この子がMちゃんか・・・)ありがとうございます。初めてMさん、よろしくおねがいします。」
「・・・・・。」

最初に会った印象はとても暗かった。話もあまりできなかったが、
「青年練成会で待っているね。会えるのを楽しみにしてます。」と笑顔で声をかけた。
1ヶ月後、約束どおりMちゃんは青年練成会に参加してくれた。オドオドした様子だったが、仲の良いメンバーもいて、話が弾んだらしく、最終日には笑顔があふれていた。こんな表情をするんだなとこちらも嬉しくなった。

開催後にお礼のメールをしようと思ったが、彼女の連絡先を知らなかった。
仕方がないので、自宅に電話をかけた。

受話器越しにお母さんが出られる。
「先日はありがとうございました。喜んでくれたみたいです。」
「こちらこそ、ありがとうございました。ところでMさんはいらっしゃいますか?」
「いるんですが、今は出たくないって言っています。知っている人としか話したくないって。」

まぁ、そうだよな。そんなに面識あるわけではないしな。と感じつつも
「いえいえ、大丈夫です。またかけさせていただきますね。」と電話を切った。
その後、彼女のことを思い出しては、ハガキを送ったり、自宅に電話をかけたりしたが、なかなか繋がることができなかった。

ある時、彼女がFacebookで投稿をしているのを見かけた。
ちょっと元気がない投稿だったので、何気なしにコメントをした。
しばらくして、メッセンジャーにメッセージが来ていた。誰だろう?と見てみると、ずっと連絡が取れなかった彼女からだった。

メールが来たことに嬉しさを感じつつも、結構深刻そうだったので、丁寧に返信した。何通かやり取りをしていくうちに、彼女自身の胸のうちをお話してくれた。
「聞いていただいてありがとうございます。」と感謝のコトバもいただいた。

ただ、どうしても彼女と会うことだけはできなかった。メールのやり取りはできても、やはり本人と会ってお話したい気持ちが強かった。
予定を見つけては、お時間作れませんかと聞いたり、近くでお話しませんか?と聞いた。しかしながら、反応が芳しくなく、半ば会うことを諦めていた。

別の日に、Tくんと家庭訪問したことがあった。彼は誌友会にもよく来てくれる男の子。一度、家庭訪問をしてみたい。と言っていたので、休みの日に時間を合わせて何件か回っていた。もう終わろうかなと思った時に、ふとMちゃんのことが頭をよぎった。

「Tくん、時間はまだある?実はずっと会いたいなって思っている子がいるんだけど、会えていないんだ。ちょっと行くのを迷っているんだが、一緒に行ってもらえるか?」
「あー、わかりました。もう勢いで行きましょう!!」

もちろんアポも何も取っていない状況。行って不快に思われたらどうしようか。マイナスな部分が頭をよぎる。でもここまで来たらやるしかない。

家の前で合掌。そしてインターホンを鳴らす。
彼女のお母さんが出てくれた。

「あら、秋元さん。今日はどうされたのですか??」
「いつもありがとうございます。突然すみません。ちょうどこのあたりを回っていたのですが、Mさんのことが気になって。いらっしゃいますか??」
車で40分かけて彼女の自宅へ来たことはもちろん内緒だ。

「Mとは約束していましたか?」
「いえ、連絡はしていません。お会いできたらなと思って来ただけなので。お会いできなかったら大丈夫です。」
「ちょっと聞いてきますね。」
すると、奥からMちゃんが顔を出してくれた。
うつむき加減で、困惑した表情。
「おお、Mちゃん。こんにちは〜。元気してた??」
「・・・・。」会話が続かない。どうしよう。
2,3言、コトバをかわす。会えただけでもラッキーだったので、そろそろ帰ろうとすると、
「あ、ちょっとまってください!!」
彼女がそう言った。
「下の公園で話しましょう。待ってていただけますか??」
思わず二人で顔を見合わせた。
「おお、ありがとうございます。嬉しい!! 下で待っているね。」

公園で彼女と話す。最初はうつむき加減だったが、こちらが色々と話しかけると
明るくコトバを返してくれた。彼女自身のことをきちんと聞くのは初めてかもしれない。気がつけば、30分くらい話した。

「突然、来て迷惑だったよね?? ごめんなさい。もうノリと勢いで会おう!!と決めてきちゃった。」
「びっくりしましたが、私も来てくれて嬉しかったし、話せてよかったです。」
と笑顔を見せてくれた。
「Facebookでメッセージくれたよね?どうして連絡をくれようとしたの?」
「・・・写真の表情が優しそうだったから。信頼できると思いました。」

あの時、Facebookでメッセージを送って本当によかった。

ココロの雨も少しずつ止んできた。

ここから会うハードルがグッと低くなった。少しずつココロの距離が縮まっていくのを感じた。毎月1回、メールを入れて、お話を聞きに行く。
どうもボクが声をかけるときが、ちょうど彼女が話したいタイミングと重なるらしく、「私も話をしたかったんです。」と返信をくれることが多かった。

初めは気が付かなかったが、彼女の良いところがたくさん見えてきた。
話すと面白いし、コトバのセンスを感じる。言われたことを素直に実行してみる。今まで隠れていた素晴らしさが出てきた。一番ステキなのは、その笑顔。とてもカワイイ。会う人をとてもシアワセにしてくれる。

何度か話していくうちに、彼女もココロを開いてくれるようになった。連絡が途絶えがちになりそうなこともあったが、それでもボクを信頼してくれていることが、とても嬉しかった。

こういうやり取りを2年くらい続けてきたころには、普通に話せるようになった。毎月会いに行くのがとても楽しみになっていた。
そんなある日、突然彼女からメールが来た。「秋元さん、私、宇治の練成会に参加してきます。」

(・・・続く)


つゆりん泣かせようプロジェクト。投稿657日目

つゆりん泣かせようプロジェクト。投稿657日目

昨日のブログでも書かせていただきましたが、誌友会の終わりに、サプライズで感謝のメッセージ動画を流しました。

つゆりんは安城青年誌友会にとって、大切なメンバーの1人。
ボク自身も長い時間を彼女と一緒に活動してきました。

彼女のために、最後に何かやってあげたい。色々と考えていたが、動画も面白いのでは?という声があがり、その場で即断即決。誌友会メンバーに動画協力を仰ぎ、久しぶりに動画作成を行いました。
作戦名は、『つゆりん泣かせようプロジェクト2020』。壮大なテーマです(笑

動画を作る。どこか難しいイメージがありますが、ほぼ3つのステップで終わります。
・素材(動画)を集める。
・バラバラの動画を繋げて、不要なところがあれば、カットする。
・必要なところにBGMや写真・文字をいれる。

パソコンに慣れている方であれば、2~3時間あればできます。特にこだわりがなければ、これで完成。思ったよりもやれそうな気はしませんか?

今回は、MacBookの「imovie」を使用。Macに標準搭載されている動画編集ソフト。スマホでも最近は簡単に動画編集できるので、一度感覚を覚えてしまえば、編集は楽しいです。

編集の良さを伝えると
・動画の順番や構成を決めるのが楽しい。
・音や文字などの配置から、無限の可能性がひろがる。
・想いを形にでき、感動も生まれる。

この3つではないでしょうか。
ちなみに、動画編集するとこういう感じになります。

つゆりんへの想いがあふれています。

無事に映像公開も終わり、つゆりん泣かせようプロジェクトは大成功。
「秋元さん、本当にありがとう。」小さな声でつぶやく、彼女の目には光るものがありました。

頑張って本当に良かった。
県外へ行っても笑顔で頑張ってね。いつも応援しています(^^)


オンライン誌友会の舞台裏。投稿656日目

オンライン誌友会の舞台裏。投稿656日目

今週の木曜日に、地元で青年誌友会を行った。
コロナウイルスの影響にあって、ZOOM(映像通信)を使ったオンラインでの開催。途中参加も含め、 総勢11人の方が参加してくださった。

時は遡ること、数週間前。対面での誌友会自粛の要請を受けた。
対面で開催できない。どうしようかと頭をよぎったが、不思議と中止する選択肢はなかった。1ヶ月に1回の楽しみを無くしたくないと思いからだ。

すぐに誌友会のグループラインに「今回は、オンラインで誌友会を開催するのでよろしくお願いします。」と伝えた。ただ、お願いしますと言っても誰もやらないのは分かっていた。
個別でもメールを送って、オンラインへの理解を示してもらったりもしました。

ZOOMという聞き慣れないソフトを入れる抵抗感。
そこが一番の問題だと感じていた。ただ幸いなことに、うちの誌友会メンバーは、後ろ向きな発言をする人が全くといっていいほどいなかった。

「難しそうかもしれませんが、ZOOM入れてみますね。」
「ラインしかやったことないですが、説明をみながら頑張ってやってみます。」
「当日、どんな感じになるか楽しみです。」

こういう状況でも協力・理解してもらえたことに本当に感謝した。
これだけでも、誌友会を心待ちにしてくれることがすごく伝わってきました。

開催当日、ボクが一番心配していたことが1つあった。
”いつもどおりの青年誌友会を開催できるか”ということ。
いくら知っているメンバーが多いとはいえ、対面と映像。慣れない部分も多い。
もしも盛り上がらなかったらどうしよう。
開催当日までタイムスケジュールとイメージを頭の中で描いていた。

平日の夜なので、皆さん学校や仕事などもあったが、時間が近づいてくると、続々と映像に繋いでくれた。

初めて来てくれた中学生のMちゃん。音が入らないトラブルがあったが、みんなでフォローしてくれたおかげで、スムーズに入室。
「Mちゃん、いらっしゃ~い。よく来てくれました。ありがとう」と感謝のコトバを伝えると、「今日は楽しみにしていました〜。よろしくおねがいしま〜す」と初々しく笑顔で手を振ってくれた。

安城青年誌友会は、ゆる~く雑談しながらスタートするのだが、オンラインだともっとゆるかった。家にいながらできるので、なぜかボクの高校時代の写真や、イケてる20代の写真をカメラ越しに見せて、「え、ヤバーい。わかーい。」「マジですか~」など、面白おかしく会場を沸かせた。

近況報告では、相手に振っていくということに加え、映像ならではやり取りがありました。

学校を卒業する女の子が卒業証書を見せてくれて、みんなで祝う。
昔なつかしいKくんの名刺が出てきて、それについて語る。
同時中継だからこそできる盛り上がりを見せた。

極めつけは、先程紹介したMちゃんの近況報告。話のなかで、弟さんがケガしてしまったことを聞いた。「え、大丈夫??今、落ち込んだりしていない?せっかくだから、画面に登場してもらおう!!」と無茶振り。

「ちょっと待ってて、くださいね。弟を呼んできま〜す。」と本当に出ていってしまい、数分後に弟さんとさらに妹さんまで現れた。
「足は大丈夫?」「今日は何をしていたの〜?」など聞いて励ましたり、はにかむ様子をみて、こちらもほっこり。生中継のハプニングみたいで、これまた面白かったです。

楽しい近況報告が終わると、内田光実の講話がスタート。画面を共有しながら、講話を聞く。事前に参加予定者の方に、普及誌などを郵送で送ったりもした。
しかしながら、画面を見るだけでお話が聞ける・イメージできるのは斬新。
参加者も同じ画面を見ながら学ぶことができる。思いのほか、良かったです。

また、ZOOMにはブレイクトークという機能があります。
同じ部屋にいながら、2対2とか、3対3にわかれて、グループ別座談会のようなことが可能。
いつもは聞く中心が多かったのだが、あえて強制的にグループ分けすることで、参加者の皆さんの話す時間がうまれ、感想や喜びをシェアできたりと新たな交流が生まれました。

最後は4月から県外へ就職するTさんのために、ここ数日かけて作成した感謝のメッセージ動画を流した。
先ほども書きましたが、ZOOMには画面共有機能があり、一人の画面をみんなが見ることができます。有志のメンバーがTさんに語ったメッセージを見てもらいました。
それを見た彼女は、涙していた。「最後、何かやってくるだろうなーと思っていたけど、動画は分からなかったー。でも嬉しかった。ありがとう。」と笑顔で伝えてくれました。

対面で直接メッセージを伝えることはできませんでしたが、オンラインを通じて、心温まる場を提供することができました。Tさん、今までありがとう。

オンライン誌友会ってどこか取っつきにくい部分があります。
わざわざパソコンやスマホに繋がないといけない難点も。
対面で会えない制約はありますが、工夫次第でいくらでも盛り上げることができます。 画面越しにでも喜びは生まれます。 事実、中学生のMさん以外に初めてきてくれたメンバ-も2名いましたが、それぞれが喜んでくれました。

ただ、中には対面のほうが良かったり、ZOOM導入が難しい方も見え、いつも来られる方が参加できないデメリットもありました。ここは繋がりを絶やさず、次回以降参加しやすいように、フォローしていきます。

何よりも参加してくれた皆さんが笑顔で喜んでもらえたのが、嬉しかったです。慣れない中でも楽しんでくれてありがとう。またお待ちしております〜(*^^*)

こんな状況でも参加してくれた皆さんに感謝!!

無言のメッセージ。投稿650日目

無言のメッセージ。投稿650日目

突如送られてくる一通のメール。送り主の相手はボクと同じ男の子。というより男性といったほうがいいのかもしれない。メールを開くとそこには、一枚の写真が貼られている。その後に続く文章はない。いつもこれだけだ。

そもそも彼と会い始めた理由も「Sくんという男の子がいるから会いに行ってほしい。今まではずっとお世話していた方がいたんだけど、今は訪ねる人がいないみたい。何とかならないかしら。」という相談からだった。事務局にはこういうお願いが少なからずある。

Sくん?あぁ、一度練成会で見かけたことはあるな。でも喋ったことないし、ほぼ初対面に近い状態だった。
実は初対面の方と話すのはあまり得意ではない。しかし訪ねる人が誰もいないというのも悲しいし、ましてや麗しき白鳩会のお姉様から頼まれたらイヤとはいえない。

「分かりました。この日に行きますから連絡しておいてもらえますか。」
こういう場合、日程を強制的に入れないと人は行かない。後で検討してみます。というのは絶対にやらない。どんな人なのか?ちょっとした不安を抱えながらも当日を迎えた。

恐る恐るインターホンを鳴らす。
「こんにちは~。青年会の秋元です。いつもありがとうございます。」
「ありがとうございます。よく来てくれました。」
出迎えてくださったのは彼のお母様。 事情を説明しながら来た経緯を伝える。

「今日はSさんに会いにきたんですが、いらっしゃいますか??」
「ちょっとお待ちくださいね~。」

奥からゆっくりとSくんが出てくる。初対面ならでは緊張感。
「こんにちは、Sさん。初めましてに近いのかな? 青年会で事務局をやっている秋元です。Yさんが以前、回られていたと聞いて伺いました。なかなかご挨拶ができなくてごめんなさい。いつもありがとうございます。」
「・・・。(無言でうなずく)」

2,3言雑談を交わすが、すべて無言。会話が続かない。玄関に立ちながら、会話の話題を考える。こういうとき会話を途切れさせたら終わりだ。頭の中でそう感じていた。
同時に初対面ということもあり、長居してもどうかと考えていた。「今日は挨拶だけなので、また来ますね。」と言って、家を後にした。

この先、どう関わっていけばいいのか??
悩みながらも、行事の案内や時間があれば会いに行く。人と話すのは苦手なわけではないが、彼との会話は10分も続かない。 自分の話し方が悪いのか?と思ったが、会いに行くと不思議とイヤな顔はされなかった。

彼や彼のお母さんに次も来てほしいと懇願されたわけではない。”訪ねる人がいないのは寂しい” そのコトバの意味をボク自身、誰よりも理解していたからかもしれない。

何回か訪問するうちに、家の中にあげてもらえるようになった。当時にお母様にもボクの名前を覚えてくれるようになった。素直に名前で呼んでもらえるのはありがたい。

一度だけ彼のお姉さんが子どもを連れて遊びに来たことがあった。ゲームを一緒にやりながら、子どもに名刺を渡す。
「ボクはアキモトっていうんだ。将来青年会に来たいって思ったときはぜひボクを訪ねてきてね。」「アキモトっていうのー、この名刺大切にするよーー。」と無邪気に言いながら、ゲーム機の下敷きになっていたのはいい思い出だ。

彼は、ある事情からボクたちと同じように話すことができない。
会話が続かないなと思っていたのは、理解するまでに時間がかかるのと会話のキャッチボールを行うのが苦手だったようだ。職場で相手にされないことも多いため、一人でいることもしばしばあるようだが、本心は誰かと話したいという気持ちが強い。

そこで彼にこんな提案をしたことがあった。
「ボクもなかなか土日とか休みにくいので、あらかじめ休みの予定が分かれば都合がつきやすいかもしれません。(壁に貼ってある紙を見ながら)あ、ここに予定表があるじゃないですか。これを写真で撮ってピッとメールで送ってくれればいいですよ。」

それから時々メールが来るようになった。送られてくるのは一枚の写真。
何が写されているかというと彼の1ヶ月の予定表。その後は何の文章もない。これは会いに来て欲しいのサイン。ボクは勝手にそう思っている。
しかも気まぐれで送ってくるので、毎月来ない。彼との波長を合わせるほかないのだ。タイミングが合えば、行くようにしている。

先日も彼からメールが来たのだが、コロナウイルスの影響もあり、会うのを断念した。「こんな状況なので、行けない。ごめんねー。」とだけ返した。相変わらず返事はない。けど分かってくれていると信じている。

今、彼のもとを訪れるのはボクくらいかもしれない。大勢の交流が得意な人、苦手な人色んなタイプがいます。彼もボクもどちらかと言うと後者。
だからこそ、じっくりと1対1で向き合う人が必要で、そのために自分のような人間がいるのだと思っています。

感謝のコトバは、ここに書こうと思ったけど、今度直接会いに行ったときに伝えます。たまには「会いに来てほしい!!」という文章も添えてもらえると嬉しいかな。ボクの切なる希望です(笑

今、あなたは何を思っている!?

あなたはそのままで素晴らしい。投稿649日目

あなたはそのままで素晴らしい。投稿649日目

「イニシャル・写真もNGで、内容は私って分からないようにしてもらえればブログに載せてもOKです。」 

なかなかの難題だ。長いことブログを書いてきて、人を特定されないように讃嘆を書くのは初めてかもしれない。どう書くべきか?どうやったらうまく良さを伝えられるか?そう考えるだけでも指先が進まない。
しかし書くと言った以上は必ず書くのがボクのポリシー。うまく書けるか分からないが、頑張って祝福讃嘆させていただきます。

その方とは月1回程度、教化部に集まって打ち合わせをしていた。最初はあまり話すことはなかった。たが顔を会わせる度に、段々と話すようになった。
事情により打ち合わせする機会もなくなり、こちらに来られることも少なくなった。ボク自身、繋がりがなくなるのはとても寂しいことなので、時折メールしたり、タイミングがあれば電話もかけたりしています。

一見大人しいそうに見えて、実はものすごくよく話す。え?こんなに喋る人だったっけ?と勘違いするくらい普段とは違うギャップに戸惑う場面も。
良い出来事を話してくれることも多いが、予想もしなかったキツいコトバも何度かあった。ただ裏を返せば、ボクのことを信頼してくれて話してくれているんだと感じた。

人間、良いときもあれば、調子が上がらないときもある。特に自分が弱っているとき心のうちに溜まったモヤモヤを誰かに聞いてほしいと思うのは自然のこと。
話を聞いているうちに、自分なりの解決方法が見つかって段々と声のトーンが上がって明るくなっていく。気がつけば、悩んでいたことが嘘のように前を向いている。

生長の家では、一時的には悪くなったように見えても、本当は素晴らしい神の子であること私たちは学んでいる。この人の本当の姿が現れてくるたびに嬉しくなる。声が弾む。元気になる。こちらも笑顔になる。

「気がつかないうちに色々と聞いてもらって、ありがとうございます。色々とキツいこともいいますが、気がつけば、何でも話せてしまいます。」
「秋元さんは青年会の事務局長として偉大だと思います〜。 こうやって会員の心の内を吐き出させてくれますし、話しやすい雰囲気なんですよ」

嬉しい讃嘆なんだけど、自分で書くと結構恥ずかしい(笑
色んな人に言われるのだが、ボクと話していると友達感覚でしゃべっているような感じになるようだ。友達感覚でしゃべるということは、とりとめのない話をするだけなのだが、それがとっても心地よいらしい。気がつけば何時間でも話せてしまっている。さしずめ居心地のよいカフェといったところか。

特にアドバイスするわけでもなく、ただ聞くだけ。終わったあとにはまた頑張ろうという気になってくれるらしい。ボクがその一助になっていると思うと嬉しく思う。

最後は、あなたの良いところも含めて感謝のコトバで締めたいと思います。
いつも青年会に来てくださり、ありがとうございます。名前もイニシャルも書けないので、ちゃんと気持ちが伝わっているか分かりませんが、あなたがニコニコと笑顔で教化部に来てくれることがとても嬉しいです。

時間がないなかでも、地元で自分ができる活動を考えてやってくださる姿がありがたいです。先日、ココロに少し余裕が出てきて、これから何をしたらよいか?
という質問。答えになっているか分かりませんが、まずは自分にとってできるところからで充分です。

誌友会を開催したり、集まれる場所を作るということも、あることに越したことはないですが、それよりもちょっとした時間にカフェに行ったり、自宅に招いてお茶を飲みながらお話を聞いてあげる。それだけでも誰かの役に立っています。

小さなことでも、ココロの明かりを灯しています。ちょっとした時間にメールするだけでもいいんです。自分がやってもらって嬉しかったことを、今度は自分がやっていけばシアワセは循環していくと思っています。

あなたはそのままで素晴らしい方です。あなたが元気で笑顔いっぱいなら、自然とシアワセがさらに繋がってきます。気がついていないだけで、あなたの周りにはたくさんの方が応援してくださっています。大丈夫!! だからそのままで素晴らしいんです。

またいつでも教化部に来てくださいね。
来られるのを笑顔でお待ちしてますね(*´ω`*)

あなたはそのままで素晴らしい神の子。

土(つち)。投稿645日目

土(つち)。投稿645日目

今朝から耳元でリピートするコトバがあった。
「背中で語る伝道師であれ。」
これは某練成会で講師の先生が言っていた。簡単にいうと、コトバで語らずとも自分が率先垂範することで、みんなに伝えていく。ということだ。

”コトバは語らずとも背中で伝える。”自分もこれが美徳であると思っていた。
ボク自身が営業マン時代、厳しい先輩の背中を見ながらやってきた。誰も教えてくれない。知りたかったら自分で聞きに来い。技は自分で盗むもの。そういう人が多い中でやってこれば、自然と考え方もそうなってくる。

でも今は違う。笑顔で語る時代。思ったことをコトバにして自分の気持ちを伝えていく。SNSが発達してきた今、”語らずとも分かるだろう”という阿吽の呼吸的なものは通じない。長い付き合いを除けば別だが、日常関わっている程度だったらなかなか難しいところがある。

「こう思っているだろう。」「今はああいう感じだから、こう感じろ。」
見えない背中に書いてあるのだから、自分が回って見にこいと伝えているようなものだ。今の時代、誰が好き好んでそうするのだろうか。

だったら短くとも笑顔で愛語・讃嘆・感謝のコトバを伝えたほうが良い。最近になって、ようやく気づいてきた。ハッキリと伝えてくれる方の存在ほど心強いものはない。

先日、どなたかが上げていたか忘れたが、影山知明さんという全国NO.1になったコーヒー店のオーナーさんが書いてある記事を見て、すごく共感した部分があった。

スタッフやお店を訪ねてくれる人、さらには一つ一つの好奇心やアイデアは「種」で、僕はそれを受け止める「土」であれたらと思っています。 土自体が何かをするわけではないんですけど、土がないと種は芽を出すことができない。
僕はそこに何か干渉して無理に芽を引っ張っていこうとは考えないけど、それぞれがどういうタイプの種か感じられるところはあるので、きっかけを与えたり、「こういうことをやったら向いているんじゃないの?」と提案したりはします。

影山知明さんのインタビュー記事より抜粋。

ボクがやりたいと思っている究極のカタチがコレ。
正直ここまではやれていないが、下地作り(土壌作り)は必要だと感じている。それが青年会という居場所を通じて、成長や経験をしてもらうための土壌。
種があっても、良い土壌がなければ植物は育たないし、花も咲かない。

でも、この土壌を作るのは誰もやりたくない。大変なのが分かっているからだ。土を耕し、ならしていく。誰も見ていないところでコツコツとやっていく。その土台作りの役割を果たすのが、自分なのかなと思う。

土がしっかりとしていれば、安心して種を巻き、みんなで適度に水をあげて、肥料をあげて、時間をかけて丁寧に育てていく。そうすることでようやく花が咲く。丁寧に丹精込めてやっていけば、必ずカタチとなって現れる。大変だけどやりがいはすごくあります。

すべての人が笑顔になっていく。すべての人がシアワセになっていく。
出会った人、これから出会う人の支えであり続けたい。シアワセの花が咲くことを願って。

みんなの支えとなって、見守っていきたい。



仏のような笑顔。投稿643日目

仏のような笑顔。投稿643日目

彼にコトバは要らない。見てください。この笑顔を!!
終わり。

まさに仏様。

ってのは冗談で、このまま終わってしまうと、後で何を言われる分からないのでマジメに彼のことを書きたいと思う。お母様は生長の家をやっている講師。自身も光明実践委員として活躍している。

普段は物静かな性格。彼の穏やかな性格と笑顔が癒やされると隠れファンも多い。あまり積極的なほうでない?と思いきや、教区(地元)の練成会で司会進行をガッツリとやっている。どっちが本当のミキヤくんか分からない(笑

彼との思い出を探してみようと記憶の糸をたぐり寄せる。 何か特別なことがあったかな?うーん、すまん。出てこない。いるのが当たり前すぎてこれと言ったエピソードが浮かばない(笑

でも一つ言えることは、すごく生長の家が好きだということ。昨日書いたアダチさんもそうだが、とにかく二人とも青年会活動をとても楽しく、明るく生き生きとやっている。

そう思うと彼から文句や不満を聞いたことがない。誰かの悪口を言っているのを聞いたことがないし、色々とお願いごとをしているボクに対しても丁寧に対応してくれる。改めて書いているうちに彼の良さに気づく。

一時期、宇治の研修生もやっていた。ボクも研修生を一ヶ月ほどやったことがあるが、信仰に基づく愛行を徹底的にやる。そういうところを経験しているからか穏やかな性格ながらも、芯がしっかりしている。

何にせよ、彼の悪いイメージを聞いたことがない。いいところばかりなのだ。お菓子で言えば、彼もボクと同じ”あたりめ”タイプだろう。噛めば噛むほど味が出る。ミキヤくんは接していくうちに味が出る。話してみると意外と饒舌でアツいし、想いもあふれている。

神想観の先導の声もいい。普段の陽気さからは想像できないほど、ハスキーボイスで招神歌を唱える。招神歌がうまい・下手はともかく、声がイイのはそれだけでプラスになる。気がつけば、ミキヤくんのいいところがたくさん見つかった。ともかく素晴らしい神の子に変わりません。

ミキヤくん、いつもありがとう。
君と出会ったのはボクが教化部に入ってからなので、まだまだ日は浅いですが、いつも青年会の行事や誌友会に率先して参加してくれたり、今では光明実践委員(講師)として出講にも行ってくれてありがたいです。人が集まるところにミキヤくんの笑顔あり。そのままの明るさで、これからも楽しく活動していこう!!よろしくね。


さえことれいか(前編)。投稿638日目

さえことれいか(前編)。投稿638日目

「よし!!できた~。」
ボクの隣の席で、一所懸命手紙を書いていた女の子がいた。
「写真をここに貼って、こうしてみたら喜んでくれるよね?」
「そうだね~。練成会に来てくれた子ども達は絶対に喜んでくれるよ。」
「はい!!ありがとうございます。」

中高生練成会の参加者一人一人に向けてメッセージを書いていたさえちゃんの姿を見て微笑ましくなった。

今回初めて中高生練成会の班長さんを引き受けてくれた。尾東(びとう)単青のミーティング(通称:びとみ)で副単青委員長のちゃるさんや色々なメンバーと話しているうちに、自分にも班長ができそう。中学生の班長をやってみよう!!という気持ちになって、立候補してくれたとのこと。(ちゃるさん談)

その報告を聞いたとき、つゆりんと打ち合わせをしていた。「つゆりん、さえちゃんが中学生の班長さんやってくれるみたいだよ。すごい!!ありがたいね。」と二人で喜んだのは言うまでもありません。

出会った頃は高校生。学校の制服を着て、自主的に教化部に集まり誌友会や自分たちで考えた活動を精力的に行う。当時、そのリーダーをやっていたのが、さえちゃんだった。

ボクが高校生の頃は、部活や勉強に明け暮れていた。自分のことで精一杯。他人のことを考える余裕はなく、ましてや自分から行動をするというタイプではなかった。それをさえちゃんは率先して行っていた。頑張り屋さんで本当に一所懸命。その姿を見て誰もがさえちゃんのことを応援したくなった。

ただ育成の主要メンバーが次々と抜けたときに、さえちゃんにすごく負担をかけさせてしまった。同時に中高生が集まらない時期と重なった。この頃は、今思い返しても、この先どうなっていくのだろうと不安な日々が続いていた。
さえちゃん自身も何とかしなきゃという責任感が人一倍強かったと思う。

昨年の青年練成会。企画委員としてメンバーに入ってくれた。企画のメンバーを誰にしようか考えているときに、ふと「さえちゃんに頼みたい。」と頭をよぎった。さえちゃんならきっと素晴らしいアイディアを出してくれるだろう。
初めは不安な様子だったけれど、次第に自分の意見を話してくれるようになった。彼女に頼んでよかった。と同時に成長を感じた。

中高生練成会初日は体力的にもツラそうな部分も見えたが、最終日までやり通してくれました。最後の運営委員会では笑顔の姿がありました。終わってからも色々と気がついたことを話してくれた。アドバイスも的確で今後に役立ちそうなものばかり。

手紙を書きながら、「私も今まではみんなに対して色々と言ってきたんだよね。だからこの練成会と通して色々と反省させられたの~。今、すごく練成会後の余韻がめっちゃあるの。」キラキラした目でかわいく言うさえちゃん。おおおおおお、その眼差しは反則だ~(笑

最近、青年会の中で名前で呼び合うのが流行っている。仲の良いメンバーは、さえちゃんのことを「さえこ」と呼ぶのだが、ボクが「さえこ」と言うと「やめて。なにか違う〜(笑」と却下される。
さえちゃんのほうがしっくりくるが、どこかでさえこと呼ばせてもらえるよう日々頑張ろう。

さえちゃんとれいちゃんの仲良しコンビ

さえちゃん、いつも来てくれてありがとう。”まさはるさん、最近青年会めっちゃ楽しいです。”と書いてくれたこと、すごく嬉しかったです。さえちゃんが喜んでくれるとボクを始め、みんなが笑顔になります。

一時期、中高生が思うように集まらなかったり、色々とモヤモヤしてうまくいかなかった時期があったよね。大変だったことも全部知っているから、今こうして、さえちゃんが喜びを持って活動してくれることが本当にありがたいです。

さえちゃんのおかげで中高生が喜んでくれて、盛り上がりました。子ども達からも信頼されるステキなお姉さんに成長しています。さえちゃんはなくてはならない素晴らしい存在です。これからもよろしくね~。

微笑む笑顔の写真には、二人の顔が写っている。さえちゃんと仲が良いれいちゃん。練成会中に撮られた写真を見ながら、彼女のことも書きたくなった。明日はれいちゃんについて書きたいと思います。お楽しみに〜。


中高生と仲良くなる秘訣。投稿635日目

中高生と仲良くなる秘訣。投稿635日目

先日、一通のメールが来た。頭を下げた動物のスタンプ。
きっとこんにちは。と伝えたかったのだろう。「久しぶり!!」と返すと、「久しぶりです!!入試ももうすぐ終わるので、終わったら誌友会とか練成も参加します。」と返信だった。

Aちゃんは、今年受験生。よくお母さんと宇治の奉仕へ行かれていて、ばったり遭遇したときは、恥ずかしそうにうつむいていた。とてもイイコトをしているのにも関わらず。普段は口数こそ少ないが、喋りだすとよく話ししてくれる。本当にいい子だ。

最近は全然会っていないので、「くまさん!!」と呼んでいた彼女が次に会った時に何と呼んでくれるのか。今からとても楽しみです。予想は「痩せたくまさん!!」か、さんがなくなって「くま!!」と思っている(笑

以前、育成指導部長だったKくんに「中高生と仲良くなる秘訣は何??」と聞いたことがあった。彼は即座に「秋元さん、簡単です。笑顔です!!」と返された。「え?本当にそれだけ?」「それだけで十分です。」

本当にこれでうまくいくのか?? と思うこともしばしばあった。
今回の中高生練成会。積極的に声をかけに行ったり、ガッツリと中高生に対して話すというのはあまりできなかった。
その代わり、普段会っているときや教化部に来られた時には、話しかけたり笑顔を欠かせないようにしていた。というよりも自然と笑みがこぼれたというほうが正解だろうか。やっぱり来てくれるのが嬉しいからだ。

そんなこともあってか、背中にハッピーを見返すと、意外と笑顔や表情のことが多かった。しかも書いてくれたのは圧倒的に中高生。自分のことを見ていないようでちゃんと見てくれているんだ。それが分かっただけでもすごく嬉しくなった。

冒頭にメールをくれた彼女にボクはこう返した。「もうちょっとだね(^^) 終わったら、またいっぱい遊びにきてね〜。笑顔で待ってる!!」

練成会に来てくれた中高生の神の子さん・ジュニア活動を心待ちにしてくれている神の子さん、そして気持ちよく送り出してくれる保護者の神の子の皆様に感謝します。いつもありがとうございます(*^^*)

仲良くなる秘訣は、無限大の笑顔。

愛される受付。投稿619日目

愛される受付。投稿619日目

先日はかなり忙しかった。ずっとカラダのトレーニングもできなかったので、今日は久しぶりに運動。その後、時間があったので、とある食のフェスへ行ってきた。普段からは想像できないほどのハイペースでガッツリ食らいつく。
結果、見事に糖質王国の襲来にやられてしまった。後悔?あるわけがない。
あったとしたら、中途半端な食べ方とした時。行くときは一気に食らいつけ(笑

食べることが好き!!といって、真っ先に思い浮かんだのはTさんだ。ちなみにボクと彼女は同じ事務所で働いている。これを書いたら、あぁ!!と浮かんだ方は教化部によく来る方だろう。

青年会のメンバーがよく、「Tさんがいるといないのでは、全然違う。」とそれぞれ言う。それはボクも思うところ。他の人が悪い・良くないというわけではなく、彼女の存在によるところが大きい。事実、RくんやHさんはじめ青年会のファンは多い。

彼女は頑張り屋さんで、一つのことに集中するとゾーンに入る。入ったときの彼女は本当にスゴイ。自分でも思いつかないようなことやアイディアを次々とアドバイスしてくれる。
またphotoshopや桐という教化部でしか使わないソフトも楽々こなしてしまい、思わず唸ってしまったことは多々ある。それぐらい愛知教区青年会・教化部受付には欠かせない存在なのだ。

それに匹敵するように食に対するゾーンもすごい。特にお値打ちな情報や半額情報なども詳しく、よくそんなの知っているなー。と思うくらい引き出しがある。
そんなところも彼女の良さの一つ。これからも愛される受付として来られる青年を温かく迎えてもらえたら嬉しいです。

いつも笑顔で青年会の対応してくれて、ありがとう!!
これからもよろしくね(*^^*)

こんなにも〜美味しいものがあるんですよ〜(口調こんな感じ!?)