さえことれいか(前編)。投稿638日目

さえことれいか(前編)。投稿638日目

「よし!!できた~。」
ボクの隣の席で、一所懸命手紙を書いていた女の子がいた。
「写真をここに貼って、こうしてみたら喜んでくれるよね?」
「そうだね~。練成会に来てくれた子ども達は絶対に喜んでくれるよ。」
「はい!!ありがとうございます。」

中高生練成会の参加者一人一人に向けてメッセージを書いていたさえちゃんの姿を見て微笑ましくなった。

今回初めて中高生練成会の班長さんを引き受けてくれた。尾東(びとう)単青のミーティング(通称:びとみ)で副単青委員長のちゃるさんや色々なメンバーと話しているうちに、自分にも班長ができそう。中学生の班長をやってみよう!!という気持ちになって、立候補してくれたとのこと。(ちゃるさん談)

その報告を聞いたとき、つゆりんと打ち合わせをしていた。「つゆりん、さえちゃんが中学生の班長さんやってくれるみたいだよ。すごい!!ありがたいね。」と二人で喜んだのは言うまでもありません。

出会った頃は高校生。学校の制服を着て、自主的に教化部に集まり誌友会や自分たちで考えた活動を精力的に行う。当時、そのリーダーをやっていたのが、さえちゃんだった。

ボクが高校生の頃は、部活や勉強に明け暮れていた。自分のことで精一杯。他人のことを考える余裕はなく、ましてや自分から行動をするというタイプではなかった。それをさえちゃんは率先して行っていた。頑張り屋さんで本当に一所懸命。その姿を見て誰もがさえちゃんのことを応援したくなった。

ただ育成の主要メンバーが次々と抜けたときに、さえちゃんにすごく負担をかけさせてしまった。同時に中高生が集まらない時期と重なった。この頃は、今思い返しても、この先どうなっていくのだろうと不安な日々が続いていた。
さえちゃん自身も何とかしなきゃという責任感が人一倍強かったと思う。

昨年の青年練成会。企画委員としてメンバーに入ってくれた。企画のメンバーを誰にしようか考えているときに、ふと「さえちゃんに頼みたい。」と頭をよぎった。さえちゃんならきっと素晴らしいアイディアを出してくれるだろう。
初めは不安な様子だったけれど、次第に自分の意見を話してくれるようになった。彼女に頼んでよかった。と同時に成長を感じた。

中高生練成会初日は体力的にもツラそうな部分も見えたが、最終日までやり通してくれました。最後の運営委員会では笑顔の姿がありました。終わってからも色々と気がついたことを話してくれた。アドバイスも的確で今後に役立ちそうなものばかり。

手紙を書きながら、「私も今まではみんなに対して色々と言ってきたんだよね。だからこの練成会と通して色々と反省させられたの~。今、すごく練成会後の余韻がめっちゃあるの。」キラキラした目でかわいく言うさえちゃん。おおおおおお、その眼差しは反則だ~(笑

最近、青年会の中で名前で呼び合うのが流行っている。仲の良いメンバーは、さえちゃんのことを「さえこ」と呼ぶのだが、ボクが「さえこ」と言うと「やめて。なにか違う〜(笑」と却下される。
さえちゃんのほうがしっくりくるが、どこかでさえこと呼ばせてもらえるよう日々頑張ろう。

さえちゃんとれいちゃんの仲良しコンビ

さえちゃん、いつも来てくれてありがとう。”まさはるさん、最近青年会めっちゃ楽しいです。”と書いてくれたこと、すごく嬉しかったです。さえちゃんが喜んでくれるとボクを始め、みんなが笑顔になります。

一時期、中高生が思うように集まらなかったり、色々とモヤモヤしてうまくいかなかった時期があったよね。大変だったことも全部知っているから、今こうして、さえちゃんが喜びを持って活動してくれることが本当にありがたいです。

さえちゃんのおかげで中高生が喜んでくれて、盛り上がりました。子ども達からも信頼されるステキなお姉さんに成長しています。さえちゃんはなくてはならない素晴らしい存在です。これからもよろしくね~。

微笑む笑顔の写真には、二人の顔が写っている。さえちゃんと仲が良いれいちゃん。練成会中に撮られた写真を見ながら、彼女のことも書きたくなった。明日はれいちゃんについて書きたいと思います。お楽しみに〜。


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