恩送り。投稿563日目。

恩送り。投稿563日目。

芋屋金次郎と水車亭の芋けんぴは、高知県民のソウルフードらしい。そうSNSに書いてあったのを見つけた。なぜこんなことを書いているかというと、芋けんぴをどなたかが教化部へ持ってきてくださったのが、事の発端。あまりにも美味しすぎて止まらないからだ。以前「青年会ブースにお菓子があったらいいのに!!」という、とある女子の声に応えて、女子力高め!?のボクが用意してみました。

あまりにも美味しすぎて、全種類。もちろんボクのポケットから。教化部に来た際はぜひ食べてみてね。

今週は、2ついいことがありました。久しぶりに教化部に来店されたSさん。こちらに来られる用事があって、お子さんを連れて来てくださった。「今から行ってもいいですか??」とLINEで来たので、「いつでも大丈夫ですよー。」とお返事した。実はその時、全然大丈夫ではありませんでした。土曜日に誌友会を開催したあとから、急に喉が痛くなって、声を出すのもやっとの状態。「あー、せっかくSさんが来られるのに何でこんな状態なんだ!!」と本調子ではない自分にイライラ。案の定、最初顔を合わせたときに、ものすごく不安気な様子。思うように声が出ず、顔色がもしかしたら悪くなっていたのかもしれません。色々とご心配おかけしました(;_;)

日々追われる生活の中で、自分の中で消化しきれないものが出てきます。なかなか周りにも話そうと思っても深いところまで話せない。でもそれを聞いてもらったりするだけでも、全然気持ちの持ちようが変わります。家庭や仕事のこと、子育てのこと、自分自身のことなどなど。最近、何か良かったことはありましたか?と尋ねると、職場であった喜びの出来事や、久しぶりにボクのブログを見たときに、書かれていた聖典の言葉を読んで、すぐ連絡しようかなと思ってくださるほど元気が出た。ことを話してくれました。このブログも誰かのお役に立てていると、書いているボク自身もありがたい。

お子さんが来られていたので、「これ、食べてみて。めっちゃ美味しいから。」と大量に買っていた、例の芋けんぴを袋ごとお渡しすると、「うわー。これ美味しい!!」とママに怒られてしまいそうなくらい、ポリポリと美味しそうに食べていました。やめられない、止まらない、○○えびせんみたいに、本当に止まらない。恐るべし、芋屋金次郎の芋けんぴ。子供にも大人気です。
「本当は次の日に来ようと思ってたのですが、思い切って今日行こう!!と決めました。」と言われたので、「あ、次の日だったらボク休みでしたよー。今日来て良かったですね!! 導かれていますね。」と伝えると「まっさーさんとお話すると、ついつい色んなことを話してしまいます。聞いてくださってスッキリしました。」 と帰られる表情は、来たときよりも明るくなっていました。またいつでも来てくださいね(*´ω`*)

もうひとつは、つい先日お会いしたYさん。定期的にお会いしている方の一人です。そのYさんに以前、とある本を貸した。というか読んでほしい!!と思って、プレゼントした。後日、「まっさーさん。この本めちゃいいですね。今の私にぴったりです。」と喜んでくれた。元々、Yさんの名前は知っている程度だったが、昨年お母さんと二人で来られた時に話したのが最初だったと思う。表情も今に比べたら明るくなくて、時折り悲しげな表情を浮かべながらも、色々と話してくれた。その後、家庭訪問に行った。不在だったので、ポストに置き手紙とメッセージを書いた翌日に、「わざわざありがとうございます。」と連絡が来たところから、徐々に交流するようになりました。

「あ、そういえばこないだ頂いた本、友達が同じように悩んでいたので貸してあげました。あの本、めっちゃいいし読んでほしいなって思ったから。」と話すYさんの様子に、少し微笑んでしまって、「え?まずかったですか?」と聞かれたので、「いや、そうじゃないよ。Yさんがいいなって思ったことを今度は友達にしてあげているじゃない。そのことがとても嬉しくてさ。」と伝えると、「これもまっさーさんのおかげです。」Yさんも満面の笑みで返してくれました。褒められるのが苦手な私もきっと、相当恥ずかしかったのだろう。すごく照れくさくなって、「いやいや、俺のことはいいから~(笑」と普段は出ない赤面顔になってしまいました。でもありがとう!!
短い期間ではあるけれど、時間をかけてゆっくりと成長していく姿が印象的でした。自分の夢の実現に向けて頑張ってほしいです。

さて、谷口清超先生著 『サラリーマンの精神衛生』 P95には、こう書かれています。
私達が人々に深切をする時、その人がすぐよくなって自分の深切に報いてくれるであろうということを求めてはならないということです。現象の世界にすぐ、”証し”を求めるようなことでは、やはりまだ「ただ純粋に深切を与える」ということになっていない。本当の深切は、ただ相手の神性を信じて、愛するのである。たといその人からよい報いがこないことがあっても、その天の倉につまれた「徳」は別の人々を通していくらでもあなたのところに恵みとなってかえってくる。

恩返しならぬ、恩送りというコトバがあります。恩を返すのではなく、恩を送る。お世話になった人に返すのではなく、次の相手に送る。今、すぐに変わらなかったとしても1年後、5年後、10年後にその方の未来が花開くよう、青年会活動を通して、何かの一助となれるように恩を送れたらと思います。また来週!!


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