朝10分から始まる聖典のメッセージ113。実相にある十全の幸福に感謝せよ。投稿884日目
この世界に幸福を実現しようと欲するならば、実際に幸福が現象界にあらわれて来てから神様に感謝するのではおそいのである。
それでは現象世界のうつり変りの状態にふり廻されていて、心が時には幸福になったり、時には不幸になったりしてふらふらするほかはないのである。
心が幸福になったり不幸になったりしてフラつくならば、そのフラついた状態が現象化してあらわれて来て、時には幸福、時には不幸という状態が現象界にあらわれて来ることになるのである。
私たちは”神の子”であり、霊的実在であり、完全に運命に対して自己支配権をもっているのである。
その根本をわすれてしまって、環境や境遇や時々発生する事件などに振廻されているのでは、本来の”神の子”たる権利を抛棄していることになるのである。
だから現象の移り変りに捉えられずに、常に実相を観じて、実相にある十全の幸福に感謝すべきである。
谷口雅春先生著『新版 栄える生活365章』P150-151
人間は神の子であり、素晴らしい存在である。この考えがブレてしまうと、目の前に起こりうる出来事に対して、一喜一憂してしまいがちです。
幸福があらわれてきたり、嫌な出来事があったから神様に祈るのではなく、常に実相の完全円満な素晴らしい世界を観じて、日々起こる現象の移り変りに心が動揺しないようにしなければなりません。
聖典を毎日少しずつ読むことで、明るい言葉に祝福され、前向きに物事を捉えられるようになります。1ページからでも構いません。日々の積み重ねが気がつけば自分自身を変えてくれることは間違いありません。
さて、今日はどんな喜びに出会えるでしょうか。
今日も明日もこれからも最高の人生を歩んでいきましょう(^^)