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情にアツい人。投稿675日目

情にアツい人。投稿675日目

「あ、シンタロウさんからコメントが来ている。」
そう思ったときから、シンタロウさんのことを書こうと決めた。
恐る恐るメールで「すみません、書かせていただいても大丈夫ですか?」と聞く。なかなか返事がなかったので、内心ドキドキだったが、数日後、無事に許可が降りた。

シンタロウさんとは、年齢が離れていることもあり、直接青年会で関わったことがない。ただ、誰に聞いても、シンタロウさんはすごいと聞く。

定期的に訪問しているユカコさん・トシタカさんの家に行くと、必ず「しん兄はね~」「シンタロウは、いちばん頑張っているんじゃないか。」というコトバを耳にする。本人には初めて伝えることかもしれない。

本部の先生というと、遠い存在という印象を受ける。 シンタロウさんの場合は違う。確かに黙っている姿を見ると、怖い。ボクも初めはそうだった。「部外者が話しかけたら殺されるだろうなー。」という感覚だった。

ところが、シンタロウさんと一度でも話したことがある人は、そうは思わないだろう。「え、こんなに物腰が低くて、気さくな人だっけ。」
今でもシンタロウさんに話かけにいくまでは、直立不動。 オーラがとにかく半端ない。すさまじい。けど、話すとフランク。このギャップは反則です(笑

一番印象に残っているのは、おととしの講習会。愛知教区がメインで行ったときのことだ。青年会事務局長として、初めての推進と対応。正直、このときはかなりきつかった。ギリギリまで参加者を募りながら、目標数に向かっていく毎日。ピリピリ具合がやばかったかもしれない。

講習会当日。そんな状況の中。会場を移動していると、曲がり角でシンタロウさんと遭遇。思わず、カラダがこわばる。疲れと緊張感マックスでコトバが出ない。何かコトバを出さないと・・・。

そう思っていると、向こうから「秋元さん、ありがとうございます~。」と声をかけてくれた。嬉しかった。
その瞬間、緊張の糸がほどけたのか、こみ上げていた想いで溢れていた。教区の実情、青年会の頑張り、活動、色々なことを話した。
それを黙って聞いてくれて、ねぎらいのコトバをかけてくれた。

「秋元さんは、よく頑張ってますから大丈夫ですよ。みんな分かってくれていますから。色々と拝見しています。こちらこそありがとうございます。」

普通なら、講習会の現況とか聞きたいと思うはずだ。まさか、逆に感謝のコトバをかけられるとは思ってもみなかった。
今、こうして書いている瞬間も目頭が自然と熱くなる。
みんながシンタロウさんが好きになるのが分かる。情にアツい人なのだ。

あの忙しい中、感覚的には15分くらいは話していたと思う。
現実的には5分だったかもしれない。とにかく話せた、聞いてもらったことは自分にとってもありがたかった。

「すみません、忙しいところ、声をかけてしまいまして。」
「いえいえ、何かあったらいつでも言ってくださいね。」

清々しい気持ちになって本番を迎えた。
講習会後、お礼のメールを送ると、しばらくして返信があった。

まず、お疲れ様でした。開催後も色々と忙しいのは承知しています。
ほんとお疲れ様でした。 数字的な成果は、努力の跡が垣間見られる素晴らしいものだったのではないでしょうか。
十分分かっていることとは思いますが、「数字」だけで見ると間違って解釈してしまうこともあります。ハッキリ書くとプロセスこそが大事ですよね。
でも、ブログを読むと、そのプロセスも申し分ないだったようで、とても嬉しくなりました。 来て欲しい、とかあるいは普及誌をとって欲しい、という「ほしいほしい」だけではそれは餓鬼道ですからね。秋元さんのはまさしく相手の幸せを祈りながら行う、伝道であったと思います。

シンタロウさんからのメール

数字以外の「中身」の部分をしっかりと見てくれている。自分でも忘れがちなところをしっかりと伝えてくれる。どこまでもアツい人。

シンタロウさんは本部、ボクは教区として活動していますが、同じ愛知出身ということで、とても誇りに思います。
本部の先生はあまり知らないのですが、シンタロウさんは、いつも教区寄りでボクたちのことを考えてくれているのがよく分かります。
同じ時期に青年会活動をしていたら、とても楽しかったと思います。

そういえば、ヒナちゃんも時折シンタロウさんの名前をあげています。今も名前があがるほど信頼感バツグンなのは、本当にすごい。その裏では、きっとたくさんの愛を出していたんだろうなと想像に難くありません。
その包容力をボクにもわけてほしい(笑

今はコロナウイルスの影響で思ったように活動もできず、シンタロウさん自身も大変な状況かと思いますが、ボクたちの光としてこれからも光り輝く存在でいてくださいね。愛知から応援しています!!
また会えるのを楽しみにしています(*^_^*)

このイラスト、かなり似ているよね。シンタロウさんに。

あなたに話してもらいたい。投稿546日目。

あなたに話してもらいたい。投稿546日目。

今から3ヶ月前。教区委員会での一言から始まりました。委員長から「あの人に話してもらいたいですね。お願いできますか?」 「あぁ、一度お願いしてみる。」それが4月の中旬。ボクは、ある方にこんなメールをしました。

「青年会として、講習会の体験談発表の候補者を考えたときにKさんにお願いできないかなーと言う話になりました。選ばれるかどうかはまだ分かりませんが、候補者としてぜひやっていただけないでしょうか?お返事は4月中でかまいませんので、ご検討ください。よろしくお願いします。」

「講習会の体験談の件ですが、率直にびっくりしました。と同時に思い出していただいた事をとても有り難く、光栄に感じました。率直に、なんだか嬉しかったです。しかもちょうど、まっさーさんに連絡をいただいたタイミングが、私が最大に自分や両親に苛立って、心がささくれだっていた時で。うまく言えないですが、こんなことじゃダメだな、半年後胸を張れる自分で在りたいな、成長したいな、と思ったのでした。ただ私はそんな立派な人間ではないですし、信徒かと言われるとよく分からないですし、もっとふさわしい方がいるのではないかと思います。」

この前後、ボクの体調不良も重なって、メールが来ていたにも関わらず、返す気持ちも湧かなくて、しばらく期間が空いてしまいました。休み明けの5月教区委員会で体験談の依頼を、もう一回ボクから頼む。ということになりました。

返事が遅くなってしまって申し訳ないなと思いつつも、ストレートにこう綴りました。
「ご連絡が遅くなりました。4月後半から、実は私のほうが体調不良で長期で休んでおりました。色々とあったのですね。実は自分も心の葛藤がかなりあって、結構ヤバいところまで行き着きました。でも踏みとどまることができたのは、生長の家や周りの支えのおかげなんでしょうね。ありがたいことです。Kさんの体験をぜひとも伝えてほしいです。良くなってから色々と葛藤もあったと思うし、悩み抜くこともあるでしょう。それも全部交えて、今のKさんの思いをぶつけてもらえたらなって。Kさんの体験で色んな方が救われるかと思っています。それだけ、あなたの体験は素晴らしいものをもっています。」とだけ伝えて、あとは本人に任せることにしました。

しばらくして、彼女から連絡がありました。
「体験談候補の件ですが、たくさん書いていただきありがとうございます。そんな素晴らしい体験を持っているかはさておき、お力になれたらと思いました…。私で良ければ受けさせていただきます。まだ決定ではないですし、他に最善な方が現れるかもしれないし、神さまのお導きにお任せしようという心境です。」

おおー、引き受けてくれて良かった。と同時にボクの頭にある思いが浮かんできました。彼女の体験談を講習会の場で絶対に読んでもらおう。と。その決意を胸に、彼女自身の体験談を作成のフォローをすることにしました。
講習会の体験談は7分。文字数にすると2100文字から2200文字程度。原稿用紙5枚分。原稿を作ってもらっては、電話しながら文章を直して意味の通るものにする。書いては直し、書いては直しの繰り返し。気がつくと原稿は第6稿まで直したりしていました。ようやく完成した時に、「これで、選ばれるかどうかは分かりません。でもせっかくここまでやったのでできることならボクはあなたに話して欲しい。あとは神様にゆだねましょう。」とお伝えしました。

その後、体験談の件、どうなった?と聞くと、内田委員長から「体験談候補者が少ないのと、周りがまだ原稿がきちんと完成していない方も見えるので、来月で決まります。」「ただ・・・うまくまとまりすぎて、プレゼンみたいですね。」と言われたときは軽くショックを受けたほどでした。おいおい、マジかよー。状態。
早速、その夜に電話しました。「体験談、次回で候補者が決まります。うまくまとまりすぎてあなたの持ち味を消してしまいました。すみません。でも、ここが頑張りどころです!!これをベースにあなた自身の言葉でもう一度書いてもらえませんか?」とお願いしました。「わかりました。ここまできたので、最後までやってみます。」との強い決意の言葉。あとは彼女自身の力に任せよう。細々としたところは少し手伝いながら、完成を目指していきました。

そして、8月の七者会議終了後、「体験談、Kさんに選ばれました。」と聞いた時は、目から光るものが溢れ出て来ました。そして、心の中で大きくガッツポーズ。次の日に電話で、「Kさん、講習会の体験談、あなたに決まったよ。本当におめでとう。」と伝えました。すると「え?本当ですか?まだ実感がわかないですが、喜んでいいんですよね?」「ええ、めっちゃ喜んでください(笑  たぶん、お話しているうちにもっと実感湧くようになりますから。」 「そうですね、早速母に話してみます。」

中央に写るのがKさん。青年練成会に初参加していた彼女が体験談を話すことになるとは、ホント不思議だ。

諦めずに、最後の最後まで頑張ってくれた成果が、身を結びました。なんて言うか、自分が一度でも関わってくれた人には輝いて欲しいし、こういう素晴らしい機会はぜひモノにして欲しいと心の底から思っているからかもしれません。講習会まで2ヶ月半。彼女の体験談が集まってくれた全ての人々の心へ届きますように、ジムキョクチョーまたまたサポートさせていただきます( ´ ▽ ` )
彼女の体験談を生で聞きたい場合は、11月11日開催の生長の家講習会 アイプラザ豊橋まで。 ぜひ聞きに来てね。よろしくお願いします〜。