朝10分から始まる聖典のメッセージ190。極楽は観じなければならない。投稿961日目

朝10分から始まる聖典のメッセージ190。極楽は観じなければならない。投稿961日目

サイクルまたは次元の相異からくる無限の遠さにある”天国”または”神の国”を仏教用語をもっていえば、「極楽は十万億土の彼方にあり」ということになるのである。

”極楽”すなわち”神の国”は今ここにありながら、「十万億土の彼方にある」。それゆえに『観無量寿経』においては、「極楽はどこにありますか」とたずねる韋提希皇后に対して釈尊は「極楽はここに距ること遠からず」と仰せられているのである。

「しかし観じなければ現れず」とも仰せられる。観ずることは「心で観る」ことであり、心で観ることができるのは、心に受像できることであり、心に受像することができる為には、心の波長をその極楽世界に合わさなければならないのである。

心の波長を合わさない人にとって極楽は無限の遠さにある。それゆえに「極楽はここを距ること遠からず」も本当であり、「極楽は十万億土の彼方にある」ということも本当なのである。

谷口雅春先生著『如意自在の生活365章』P268-269


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