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まさふみくん。投稿679日目

まさふみくん。投稿679日目

ついに、彼のことを書くときがきた。
「今度書くので、よろしくね」と伝えてから、かなり日数が経ってしまった。

別に忘れていたつもりはないが、それぞれタイミングというものがある。
すぐに思いついて書ける人もいれば、じっくりと腰を据えて書く人もいる。
大変お待たせいたしました(^^)

先頭に立って愛知教区青年会を引っ張ってくれている、 まさふみくん。
ボクが休職して、青年会のお手伝いで作業をしていたときに出会った。

当時は顔が分からなかったので、金沢事務局長に聞いた。
「ごめん、あの人は誰??」
「彼はですね、まさふみさん。青年会で副委員長をやっています。年齢は20代で・・・。」
「え?20代?それで役職をやっているの?すごい!!」

話しているうちに、目が合ったので、「あ、はじめまして、秋元です。」と伝えた。笑顔で二言、三言応えてくれた。記憶が間違いなければ、笑顔だったはず(笑

青年会には、こんな素晴らしい20代がいるのか?
ボクが20代前半の頃はどうだったか。恥ずかしながら書いてみる。

・女の子にどうしたらモテるのかを考える。
・先輩の影響でクルマを買って改造に明け暮れる。
・デートに誘うために、メールと喋る練習をひたすらやる。

うん、恥ずかしいわ(笑
しかも、今と違ってすごくオドオドしていたので、昔を知る人は、だいぶ
マシになったと言ってくれる。それに比べて、目の前にいる男の子の落ち着き
ようは何なんだ。比較してはいけないが、比較したくなる(笑

この出会いから数年後。イインチョーとジムキョクチョーの関係で、
活動していく同志になるとは、このときは思ってもいませんでした。

彼とは組織のことを話すことが多いので、改めて本人の讃嘆のコトバを
文章にするのは、久しぶりかもしれない。

とにかく、人望が厚い。県内のみならず、全国の青年会のメンバーから、
まさふみ委員長のことをよく聞く。

「彼はすごい!! 」
「着眼点が違う」
「色々と考えている」

年下ながら、頑張っている姿を見ると尊敬します。
ボクに、まさふみ委員長を紹介してくださいと言われたこともあった。
おいおい、本人に直接いえばいいのに(笑
それぐらい人気があるということは、喜ばしいことだ。

打ち合わせなどで、意見がまとまらないようなときでも、自分なりにしっかりと意見を出して進めてくれる。こういうところは、すごく頼りになる。
日頃から勉強をしていて、メンバーに対して、分かりやすいコトバで伝えたりしている。

一番の思い出と問われたら? たくさんありすぎて、ひとつに決められない。
特に印象に残っているのは、一緒に企画した青年練成会。

よくブログに青年練成会のことを書きますが、ボクにとっては本当に思い出深いものです。6ヶ月間、試行錯誤し、悩みながらも企画を進めていった。

行事中、喜びを噛みしめる時間がなかったが、一番最後の握手で「本当に最後までありがとうございます!!」と伝えてくれたとき、多くを語らずとも分かり合えたことは今でも忘れない。

これがベストショット。この時のボクが太い(笑

話は変わるが、最近、雅史くんが文章を書き始めたようだ。
「ブログ続いてますね。文章を書こうと思っているのですが、なかなか進まないです。」
「あー、この本読むといいよ。(ネット通販のページを見せながら) 役にたつかもしれないよ。」と勧めた。

すぐに購入して読んだようで、
「雅晴さんの勧めてくれた本、読みました。結論、さっさと書けってことですね(笑。やってみます。」と言ってくれた。

数日後、文章がアップされていた。
読んでみると、すごく上手な文章を書いていた。思っていることがひしひしと伝わってくる。

ちなみにボクが勧めた本なのですが、ボク自身読んでいません。(笑
買ってみようかなと思っていたところに、悩める青年がいたので、勧めてみたまで。素直にアドバイスに従うところが、彼の良いところかもしれません。

彼の文章、貼っておきます。分かりやすく書かれているので、読みやすいです。あ、まさふみくんに許可をもらっていなかった。まぁ、問題ないと信じて、このまま載せておきます。発信は想いを伝えるためにありますから。

https://note.com/msfm1132/n/necf942f0a701?fbclid=IwAR2hpfTMt33bsN3nW0wfXFQZhLMtBU7_0JUUaWR9UQxnzGa5qvp7vdfWqMM

イインチョーのnoteより

最後に、まさふみくんの良いところを箇条書きに書いてみました。

  • イケメン
  • それでいて、笑顔もいい
  • 人を惹きつける、ナゾの魅力
  • あらゆる年代からも慕われている
  • 話がウマい。
  • ボクよりデスクワークが得意。交代しませんか?
  • よく勉強している
  • 色んなことに挑戦していて、ポジティブ。
  • あらゆることに対応できる、臨機応変さ。
  • ひとりひとり丁寧に向き合う
  • ギャグがちょっとすべるところがある
  • マジメかと思いきや、意外とノリがいい
  • No more 映画泥棒の動きの完成度がヤバい(笑
  • みんなから愛され、頼りになるオトコ。

一番、誰よりも忙しいけど、誰よりも青年会のメンバーのことを考えてくれるまさふみくん。イインチョーとして、これほど頼りになる人はいません。

以前と比べると、性格も円くなったような気がします。それだけ、支えてくれるたくさんの仲間ができて、心境の変化もあったかと思います。昔は昔で良かったけど、今のほうが断然いいです!!

コロナウイルスの影響で難しい状況が続きますが、みんなが笑顔で乗り切っていけるように、お互い頑張っていきましょう。

オレたちのリーダーは、最高だ!!

愛を持って接すれば、必ず人は変わる(前編) 投稿658日目

愛を持って接すれば、必ず人は変わる(前編) 投稿658日目

教化部や青年会活動に来られなくても、人知れず頑張っている子がいる。
こちらが愛を持って接すれば、必ず変わっていく。そういう相手に何人も触れてきました。これから書く方もそのひとりです。

出会いは3年前の青年練成会1ヶ月前。今でも覚えている。お母さんと個人指導に来られていた。名前は知っていたが、実際に会うのは初めてだった。
個人指導にあたってくれた先生が、青年練成会のことを勧めてくれたらしく、
全期で参加します。とその場で申込みを書いてくれた。

「Mのこと、よろしくおねがいしますね。」
「(この子がMちゃんか・・・)ありがとうございます。初めてMさん、よろしくおねがいします。」
「・・・・・。」

最初に会った印象はとても暗かった。話もあまりできなかったが、
「青年練成会で待っているね。会えるのを楽しみにしてます。」と笑顔で声をかけた。
1ヶ月後、約束どおりMちゃんは青年練成会に参加してくれた。オドオドした様子だったが、仲の良いメンバーもいて、話が弾んだらしく、最終日には笑顔があふれていた。こんな表情をするんだなとこちらも嬉しくなった。

開催後にお礼のメールをしようと思ったが、彼女の連絡先を知らなかった。
仕方がないので、自宅に電話をかけた。

受話器越しにお母さんが出られる。
「先日はありがとうございました。喜んでくれたみたいです。」
「こちらこそ、ありがとうございました。ところでMさんはいらっしゃいますか?」
「いるんですが、今は出たくないって言っています。知っている人としか話したくないって。」

まぁ、そうだよな。そんなに面識あるわけではないしな。と感じつつも
「いえいえ、大丈夫です。またかけさせていただきますね。」と電話を切った。
その後、彼女のことを思い出しては、ハガキを送ったり、自宅に電話をかけたりしたが、なかなか繋がることができなかった。

ある時、彼女がFacebookで投稿をしているのを見かけた。
ちょっと元気がない投稿だったので、何気なしにコメントをした。
しばらくして、メッセンジャーにメッセージが来ていた。誰だろう?と見てみると、ずっと連絡が取れなかった彼女からだった。

メールが来たことに嬉しさを感じつつも、結構深刻そうだったので、丁寧に返信した。何通かやり取りをしていくうちに、彼女自身の胸のうちをお話してくれた。
「聞いていただいてありがとうございます。」と感謝のコトバもいただいた。

ただ、どうしても彼女と会うことだけはできなかった。メールのやり取りはできても、やはり本人と会ってお話したい気持ちが強かった。
予定を見つけては、お時間作れませんかと聞いたり、近くでお話しませんか?と聞いた。しかしながら、反応が芳しくなく、半ば会うことを諦めていた。

別の日に、Tくんと家庭訪問したことがあった。彼は誌友会にもよく来てくれる男の子。一度、家庭訪問をしてみたい。と言っていたので、休みの日に時間を合わせて何件か回っていた。もう終わろうかなと思った時に、ふとMちゃんのことが頭をよぎった。

「Tくん、時間はまだある?実はずっと会いたいなって思っている子がいるんだけど、会えていないんだ。ちょっと行くのを迷っているんだが、一緒に行ってもらえるか?」
「あー、わかりました。もう勢いで行きましょう!!」

もちろんアポも何も取っていない状況。行って不快に思われたらどうしようか。マイナスな部分が頭をよぎる。でもここまで来たらやるしかない。

家の前で合掌。そしてインターホンを鳴らす。
彼女のお母さんが出てくれた。

「あら、秋元さん。今日はどうされたのですか??」
「いつもありがとうございます。突然すみません。ちょうどこのあたりを回っていたのですが、Mさんのことが気になって。いらっしゃいますか??」
車で40分かけて彼女の自宅へ来たことはもちろん内緒だ。

「Mとは約束していましたか?」
「いえ、連絡はしていません。お会いできたらなと思って来ただけなので。お会いできなかったら大丈夫です。」
「ちょっと聞いてきますね。」
すると、奥からMちゃんが顔を出してくれた。
うつむき加減で、困惑した表情。
「おお、Mちゃん。こんにちは〜。元気してた??」
「・・・・。」会話が続かない。どうしよう。
2,3言、コトバをかわす。会えただけでもラッキーだったので、そろそろ帰ろうとすると、
「あ、ちょっとまってください!!」
彼女がそう言った。
「下の公園で話しましょう。待ってていただけますか??」
思わず二人で顔を見合わせた。
「おお、ありがとうございます。嬉しい!! 下で待っているね。」

公園で彼女と話す。最初はうつむき加減だったが、こちらが色々と話しかけると
明るくコトバを返してくれた。彼女自身のことをきちんと聞くのは初めてかもしれない。気がつけば、30分くらい話した。

「突然、来て迷惑だったよね?? ごめんなさい。もうノリと勢いで会おう!!と決めてきちゃった。」
「びっくりしましたが、私も来てくれて嬉しかったし、話せてよかったです。」
と笑顔を見せてくれた。
「Facebookでメッセージくれたよね?どうして連絡をくれようとしたの?」
「・・・写真の表情が優しそうだったから。信頼できると思いました。」

あの時、Facebookでメッセージを送って本当によかった。

ココロの雨も少しずつ止んできた。

ここから会うハードルがグッと低くなった。少しずつココロの距離が縮まっていくのを感じた。毎月1回、メールを入れて、お話を聞きに行く。
どうもボクが声をかけるときが、ちょうど彼女が話したいタイミングと重なるらしく、「私も話をしたかったんです。」と返信をくれることが多かった。

初めは気が付かなかったが、彼女の良いところがたくさん見えてきた。
話すと面白いし、コトバのセンスを感じる。言われたことを素直に実行してみる。今まで隠れていた素晴らしさが出てきた。一番ステキなのは、その笑顔。とてもカワイイ。会う人をとてもシアワセにしてくれる。

何度か話していくうちに、彼女もココロを開いてくれるようになった。連絡が途絶えがちになりそうなこともあったが、それでもボクを信頼してくれていることが、とても嬉しかった。

こういうやり取りを2年くらい続けてきたころには、普通に話せるようになった。毎月会いに行くのがとても楽しみになっていた。
そんなある日、突然彼女からメールが来た。「秋元さん、私、宇治の練成会に参加してきます。」

(・・・続く)