リアルとオンラインの距離感。投稿709日目。

リアルとオンラインの距離感。投稿709日目。

緊急事態宣言が解除され、日常生活を徐々に取り戻しつつある。
コロナウイルスの様子を見つつ、可能であれば6月下旬から7月にかけて会員さん宅への訪問再開を考えています。ただし、コロナ第二波が少し心配です。

ボク自身の持論として、人との交流=対面に勝るものなし。とずっと考えていた。相手と直接向き合うことで得られたものも多く、次に繋がったこともあった。会えないなら、こちらから会いに行く。それが当たり前だった。

図式でいえば、対面>電話>メール・SNS。
会うことでその人のリアルな様子や状況が鮮明に分かってくる。メールや電話で言えないことも、話を聞いていくうちにココロを開いてくれることもしばしば。だからこそ、対面での会話を大切にしてきた。

ただコロナウイルスの影響もあって、その図式も変わりつつある。
オンライン(映像)>電話>メール・SNS>対面。オンライン(映像)での比率が高まってきたのは、言うまでもない。

コロナウイルスの感染拡大防止により、会わない・密集を避けることが基本となった。会いたい・話したい相手がいる場合は、ZOOMやラインなどを使ったオンラインでのやりとりが増えていった。

直接行けないなら、会いにいける場所を作って待ち合わせをする。時間を決めて入室。待ち時間0秒。ある意味、画期的な訪問スタイル。これを導入してからはかなり楽になった。

ドラえもんの道具で、どこでもドアというものがあります。もしかしたらこれに近い感覚なのかもしれない。行きたいところを指定して、ドアを開けるとすぐにアクセスできる。わざわざ時間をかける必要もない。

対面がまだまだ危険な状態では、このスタイルが普通になってくるだろう。でもこれに慣れてしまっていいのだろうか?そんな疑問が湧いてくる。
オンラインのやり取りが苦手で、家まで行って会ってきたメンバーとの交流が今できない状況の中、こればかりになるといよいよ関係性が希薄になる。特に会わない時間が長ければ長いほど、疎遠にもなりがち。

対面では、相手の空気感、雰囲気などから分かる部分も大きいが、画面に向かって話すスタイルは、本当に知りたいこと・必要なことを知ることが難しい。

直接会って話せば、お茶を飲みながら、相手に合わせて話を切り出すことができる。ただ、オンラインになると、画面に向かって焦点を合わせていかないといけないので大変なことも多い。つまり良いところもあれば、悪いところもあります。

また最近思うのは、オンラインのやり取りが増えてきて、簡単になってきた分、ネットに繋がない時間、心の休息も必要だということ。
事実、オンラインのイベントが重なっていたので、終わったあとは反動で逆に疲れてしまった。暇になるか?と思われていたが、予想以上に忙しくなった。

簡単にできてしまうので、用意もいらない。どんどんとやりとりが多くなる。結果、ココロにゆとりがなくなってくる。

だからこそ、敢えて予定を入れない。という予定をカレンダーに書き込んでいます。そうしないと常に誰かから求められてしまうことになってしまう。簡単すぎるがゆえに、オンラインでのデメリットとも向き合っていかないといけない。

話が脱線してしまったが、対面が一番?と問われれば、今でもYESと答えるだろう。だが、生活様式が変わりつつある中、リアルとオンラインのバランス・距離感が求められてくる。

どちらにしろ、一日でも早くコロナウイルスが収束して、今までどおりの活動ができることを切に願う。


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