心の渇きを潤すのは・・・。投稿576日目

心の渇きを潤すのは・・・。投稿576日目

書きたい熱で溢れている。12月の年の瀬。間近に迫った、小学生一泊見真会の準備、来年の運動計画、誌友会開催、出講準備、家庭訪問、年末に突如襲ってくる飲み会・懇親会など、数え上げれば枚挙にいとまがないほど予定が入り込んでいて、自分自身も毎日ついていけていない状況。
なのに、ブログを綴っている。色々なことで追われている今だからなのか、忙しいことを少しでも忘れたいのか、分からない。急にやってくるので、止めようにも止められなさそうだ。

同じように、止められない衝動がある。それが活字だ。文字?と感じるかもしれないが、簡単に言えば、無性に本が読みたくなるってこと。読書好きなら、この急に来る読書熱を分かってもらえるはず。「活字中毒(活字病)というコトバがあるくらい、急に活字がほしくなる。知識がほしくなる。甘いものが無性に食べたいっていうのと同じように、急に本が読みたくなる。そんな感覚。

最近、自分にとってすごくピッタリの本を読んだ。三浦将著『チームを変える習慣力』

色々と本の趣向がバレてしまいますね。

いい本ないかなと、まとめて買ったうちの一冊。この手にありがちな、頑張れ系や歯を食いしばって行動しろ、逐一報告して促せという類ではない。
人間関係を縦ベース(トップダウン)ではなく、ヨコベース(人をヨコ同士の関係として見て、相手を一人の人間として認める)ことの重要性が書かれていた。

そして、冒頭に書かれていたコトバが、”自己変革とは習慣を変えることである”だった。習慣を変えることの必要性は色々と学んでいた。ただ、今ひとつピンときていなかった。それは自分自身の立場に置いていかなかったからかもしれない。

さらに進んでいくと、傾聴の習慣化という項目にはこう書かれていた。
”共感とは相手の気持ちに同調することではなく、どうしてそう感じるのか・そう思うのかということについて、積極的に理解しようとする姿勢があること。”
ここを読んだ時に、果たして自分は相手としっかりと向き合えているだろうか、忙しいからと、表面的なことばかり話ししていて会員さや目の前の方を大切にしているだろうか。一人ひとりの気持ちを尊重していただろうか。など様々なことが溢れ出てきた。
そう自分に置き換えたときに、ああボク自身もこの変化に対応しないといけないなという気持ちになった。今、自分なりに見直して、よい方向に向かうよう取り組み始めている。目的ができたからこそ、新たな習慣化がスタートできた。

読書をして、自分にフィットする感覚を久しぶりに味わった。本当に感動した本に出会ったとき、めくるのもすごく楽しくなって、吸収したい!!でも終わってほしくないも気持ちが出る。この本の構成は見事で、この情報がほしいなって思ったら、見事に当てはまって、久しぶりに一気に読んでしまった。こういう組織というか関係性ができたら、もっと変わるだろうなと感じました。

そのことがきっかけで、また活字が欲しくなった。こういう感覚は喜多川泰の『書斎の鍵』以来だろうか。もし本が好きな方は、喜多川泰もお勧めします。
『書斎の鍵』は、本の構成も見事で、感動すら覚えます。知らない方はぜひ読んでほしい。
またアツく語ってしまった。本当の意味で、心の渇きを潤すのは、良書を読むことに他ならない。


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